全米野球記者協会会員によるサイ・ヤング賞が13日(日本時間14日)に発表され、ナ・リーグはメッツのジェイコブ・デグロム投手が2年連続2度目、ア・リーグはアストロズのジャスティン・バーランダー投手が8年ぶり2度目の受賞した。
デグロムは11勝8敗、防御率2・43、リーグ最多の255奪三振。30票中29票の1位票を獲得する圧勝だった。メジャートップの防御率2・32だった柳賢振(ドジャースからFA)は、1位票を1票獲得しただけでアジア出身投手初の快挙はならなかった。
バーランダーはメジャー最多の21勝(6敗)。防御率2・58、300奪三振をマーク。同僚で防御率1位(2・50)、最多奪三振(326)、20勝を挙げたゲリット・コールとの争いが注目されたが、1位票17で同票13のコールに差を付け171ポイント対159ポイントで逃げ切った。