桂三金さん告別式で師匠の桂文枝が弔辞「帰ってきてくれ」と号泣

出棺を見送る桂文枝(左)
出棺を見送る桂文枝(左)

 9日に48歳の若さで脳幹出血のため急死した落語家・桂三金(かつら・さんきん、本名・奥野武志=おくのたけし)さんの告別式が13日、大阪市内の斎場で営まれた。

 師匠の桂文枝(76)は、一門を代表して弔辞を読み「三金、こんな狭いところで寝てる場合と違うぞ。君には狭いだろう。まるで神隠しにあったように今から4日前みんなの前からいなくなって、何を考えとんねん。25周年の落語会『大・大阪辞典』うけました言うてたな。たくさんの人から評判聞いたで。その時の映像をじっくり見たけど、正直まだまだや。生きてくれてたらすごい落語家やったのに、なんでやねん。今年の生國魂神社の彦八まつりで願いごと書いたやろ。長生きって書いてたな。神さんに届いてなかったやないか。それと、創作落語のギャラ、吉本から振り込まれた時、まちごうて文路郎(ぶんじろう)の所に5000円入ってるわって電話あったぞ。三金、さんずの川で船賃持ってないやろ。こっちへ戻ってこれるかもしれへんやないか。三金帰ってきてくれ。おまえがおらんと寂しいねん。僕を師匠に選んでくれてありがとう。25年間めっちゃ楽しかった。向こうへ行って、寂しいからいうて誰も呼ぶなよ。最後に一つだけ言わしてくれ。三金のアホ」と涙で言葉を詰まらせながらあいさつした。

 出ばやしの中、一門に棺を抱えられ出棺。約300人が合掌し「三金!」と故人をしのんだ。

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