窪田さん、703グラムでカワハギ大会V…伊東港・はるひら丸

20センチ以上のカワハギを3尾そろえて3度目の優勝に輝いた窪田さん(はるひら丸で)
20センチ以上のカワハギを3尾そろえて3度目の優勝に輝いた窪田さん(はるひら丸で)

 報知フィッシングフェスタのカワハギ大会が10日、東伊豆・伊東港の報知指定・はるひら丸で行われた。

 10人の参加者は手石島から川奈沖へと繰手石島沖り出し、大型3尾までの重量で競った。ところが赤く濁った潮が入った影響か、カワハギの活性は低く大苦戦。終了直前に20センチオーバーを釣った静岡市の窪田美枝子さんが、703グラムを記録。3年ぶり3度目の栄冠に輝いた。

 勝利の女神は気まぐれだ。序盤に20センチ前後を3尾そろえた静岡市の永塚満さん(67)が、そのまま逃げ切るかに思えた。しかし、競技終了の2分前、永塚さんの隣で釣っていた窪田さんの竿にアタリがあった。魚の反応を確かめるかのようにゆっくりと竿先を頭上まで上げる。竿先はグングンと鋭く引き込まれた。カワハギの引きだ。慎重にリールを巻き、取り込まれたのは20センチオーバーの良型。この瞬間、勝利は永塚さんの手をするりと抜けて窪田さんへ移った。

 この日の釣り場は、手石島沖や川奈沖。特に手石島沖水深18~30メートルは良型が食う好ポイント。しかし、ここには少し前から見た目は赤潮かとも思われる原因不明の濁った潮が入っていた。この影響か、カワハギの活性は低く時々良型が食ってくるものの連発はしない。島田光浩船長(48)も「いいポイントなんだけれどなぁ。食わないか」と嘆いた。

 参加者が頭を悩ます中、窪田さんは良型だけにターゲットを絞っていた。「今回は3尾の重量勝負。なので、20センチ以上を釣るための準備をしてきました」という。粒が大きめのアサリ餌を用意して、ハリもハゲ5号やダイワ・スピード8号と、いつもより大きめのものを使った。

 釣り方も良型仕様。「仕掛けを激しく動かすと小型が寄ってきてしまうので、仕掛けをなるべく動かさないようにしました」と窪田さん。仕掛けをゆっくりと上下させて、餌をアピールしたら、そこからは動かさずにアタリを待った。この釣り方では、カワハギ以外の魚が食ってくることも多い。実際、メイチダイやホウボウ、イラなどの魚がよく釣れた。カワハギは全部で4尾しか釣れなかったが、3尾が20センチ以上。見事に作戦が的中した。

 窪田さんがこの大会で優勝するのは、2016年以来。「これまでの優勝(10、16年)は総尾数勝負だったので、重量勝負で勝てたのはうれしい」と優勝トロフィーを手にして満面に笑みを浮かべた。(高田 典孝)

 ◆はるひら丸カワハギ釣り大会(参加10人。大型3尾までの重量。敬称略)

 〈1〉窪田美枝子(静岡市)703グラム〈2〉永塚満(同)642グラム〈3〉増渕康夫(小田原市)590グラム〈4〉望月金道(静岡市)480グラム〈5〉間渕勉(同)439グラム〈6〉村上眞咲(同)437グラム

 ◆めも カワハギ釣りの近況などは、伊東港はるひら丸(TEL0557・37・4250)。乗合船、仕立船、料金などは要問い合わせ。

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