10月にモロッコで行われた世界ジュニア柔道選手権女子57キロ級で準優勝した袴田佳名瑚(静岡・藤枝順心高3年)が12日、藤枝市役所を表敬訪問した。
袴田にとって海外遠征も、外国人選手と試合をするのも初めて。「最初は不安もあった」と言いながらも、準決勝までの4試合のうち3試合を一本勝ちした。決勝では大外刈りで一本負けして「海外の選手は力が強かった。まだまだ課題が多い」と反省を口にしたが、順心高の加賀谷千保監督は「初めての国際大会でよく決勝まで勝ち進んだ。驚きました」と褒めた。
北村正平市長から記念品を受け取った袴田は「24年のパリ五輪や、その4年後を目指して頑張りたい」と今後を見据えた。