【トライアウト】前巨人・森福が2三振と好投「自分の区切り」、「最後の雄姿を見てほしい」

トライアウトに登板し、力投する森福允彦
トライアウトに登板し、力投する森福允彦

◆2019年NPB12球団合同トライアウト(12日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 戦力外選手などを対象とした12球団合同トライアウトが12日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた。43選手が参加してシート打撃形式で実施され、無死1ボール、1ストライクから始まり、ヒットや四死球の走者は残る方式で各選手は猛アピール。スタンドからは3150人の観客が声援を送った。

 巨人から戦力外通告を受けた森福允彦投手(33)も、巨人の背番号「13」のホーム用ユニホームを着用して登板。昨季まで巨人で同僚だった楽天・橋本到外野手(29)には四球を与えたが、DeNA・松尾、日本ハム・岸里から2三振を奪うなど無失点で大きな拍手が送られた。マウンドを降りた左腕は「ホッとしています。感覚としては少しばらつきはありましたけど、自分の後悔のない投球が出来たのでよかったです」とうなずいた。

 2011、12年にはソフトバンクで2年連続60登板を果たすなど、対左打者に圧倒的な強さを見せるリリーフで13年にはWBC侍ジャパンにも選出された。16年オフにFAで巨人に移籍したが、17年から3年で39登板のみ。実績は誰もが認めるところで、トライアウトを受けずに連絡を待つ選択肢もあったが、マウンドに上がった理由を、感慨深そうにこう話した。

 「少し悩んだんですけど、自分の区切りとしてどういう結果につながるか分からないですけど、やっぱりこのまま終わったらユニホーム姿をファンの皆さんに見せられず終わってしまうかもしれないので、最後の雄姿を見てほしいという気持ちで決意しました」

 プロ13年目。数多くの大舞台を経験してきた森福だが、トライアウトはもちろん初の経験で「静かな球場で投げるのは独特の雰囲気がある。お客さんの緊張感も伝わってきました」と振り返った。結果は2三振と1四球。「感覚としては少しばらつきはありましたけど、自分の後悔のない投球が出来たのでよかったです。内容としてはよくなかったですし、そこはこだわりたかったんですけど、結果として三振を2つ取れたことに関しては満足しています」と力強く話していた。

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