歌舞伎俳優の坂東玉三郎(69)が11日、都内で歌舞伎座12月公演(12月2~26日)の会見を行い、夜の部で白雪姫を演じる「本朝白雪姫譚話(ほんちょうしらゆきひめものがたり)」の抱負を語った。
グリム童話やディズニーアニメで知られる物語を天正時代の日本を舞台にアレンジ。12月は新橋演舞場の「風の谷のナウシカ」、国立劇場のチャップリンをモチーフにした「蝙蝠(こうもり)の安さん」に対抗する形になるが、玉三郎は「歌舞伎座に来た方が納得するものをご覧に入れるだけです」と冷静に語った。