京産大、宿敵・同大下してV戦線残った

後半13分、京産大・堀田が右隅にトライを決める
後半13分、京産大・堀田が右隅にトライを決める
選手に指示を出す京産大・大西監督
選手に指示を出す京産大・大西監督

◆ムロオ 関西大学ラグビー第9日(10日・神戸ユニバー)

 大西健監督(69)が今季限りで勇退する京産大が、同大を振り切ってV戦線に残った。1973年から47季目の指揮官の花道を飾ろうと、選手が奮起。FWがスクラム、モールで得点機を生み出し、バックスも出足の早いタックルで優位に立った。2戦を残し、V争いは5戦全勝の天理大と、1敗の同大、京産大に絞られた。

 京産大が宿敵・同大相手に歓喜のノーサイドの笛を聞いた。自陣ゴール前くぎ付けの終盤も懸命のタックルでトライを死守。リーグ対戦成績を12勝34敗とした大西監督は「ずっと同志社を追いかけてきた。力は向こうが数段上だが、選手が挑戦者の気持ちで戦ってくれた」と感無量の面持ちだ。

 注力してきたFW戦で勝負を制した。13―12と迫られ、反則による一時退場で1人少ない後半9分。敵陣マイボールスクラムで一気に押し込み、相手ディフェンスラインを下がらせてからバックスに展開。キックパスをキャッチした右ウィング堀田礼恩(2年)=京都成章=がトライを決めた。同13分にもFWがラインアウトモールを押し込んでから展開し、堀田がトライ。前節の摂南大戦で33―26と苦戦し、大西監督に「ひたむきさのかけらもない」と一喝されたチームが変わった。

 リーグ残り2戦は17日の立命大戦(皇子山)と30日の天理大戦(西京極)。ロック伊藤鐘平主将(4年)=札幌山の手=は「大西先生の最後の年。目標の日本一へブレずに戦う」と改めて決意表明した。98年度以来21季ぶり5度目の関西V、そして悲願の全国初Vへ、ラストイヤーの戦いは続く。(田村 龍一)

後半13分、京産大・堀田が右隅にトライを決める
選手に指示を出す京産大・大西監督
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