立命大、関学大撃破で優勝 宿敵との直接対決制して関西1位に…関西学生アメフト

第4Q、関学大ディフェンス陣をかいくぐりタッチダウンを決める立命大・立川(カメラ・谷口 健二)
第4Q、関学大ディフェンス陣をかいくぐりタッチダウンを決める立命大・立川(カメラ・谷口 健二)
優勝トロフィーを掲げる立命大・鈴木主将
優勝トロフィーを掲げる立命大・鈴木主将

◆関西学生アメリカンフットボール最終日(10日・万博記念)

 立命大がすでに優勝を決めていた関学大を18―7で破り、2年ぶり12回目のリーグ制覇を達成した。6勝1敗の同率ながら直接対決の勝利によって関西1位校となり、全日本大学選手権(甲子園ボウル・12月15日)の出場校を決める西日本代表校決定戦(同1日)の出場が決定。敗れた関学大は2年連続57回目のリーグ優勝を果たしたが、2位扱いで16日の同選手権2回戦・西南学院大戦が初戦となる。また神戸大も京大を16―7で下し、3位で同選手権初出場を決めた。

 大詰めでの初TDが優勝をたぐり寄せた。9―0から2点差に追い上げられて迎えた第4クオーター(Q)3分51秒。RB立川玄明(3年)=大産大付=がTDランを決めた。2年ぶり優勝、そして逆転1位通過の立役者となり「やることはやってきた。あとは楽しむだけだと思ってやった」と勝利をかみしめた。

 第1Q9分6秒、先制FGをK花岡輝(ひかる、4年)=淳心学院=が決めると、その後はDF陣が踏ん張り、関学大の前進を許さなかった。QB荒木優也(4年)=立命館守山=は「DFが本当によく頑張ってくれた」と感謝。古橋由一郎監督(54)も「絶対にもつれるということを言ってきてた。DFはぎりぎりのラインでやった」とたたえた。

 10月16日の関大戦に敗れたことが、成長の大きな糧となった。DLの鈴木総司郎主将(4年)=佼成学園=は「ひたすら4年生が『やるぞ』と言ってきた」と振り返る。4年生にはリーダーシップを発揮する選手がいなかったというが、敗戦を機に変化が見られたという。「このままじゃあかんと思った。今日は、サイドラインがチームを盛り上げてくれたおかげでチーム一丸になれた」。鈴木はチームの絆を強調した。

 1位通過によって甲子園ボウルに向けた西日本代表校決定戦の出場権を手にしたが、その一戦は関学大との再戦になる可能性も十分にある。「次会う時には(関学大は)違うチームになってくる。新しい立命チームをしっかり作っていきたい」と荒木。うれし涙を流す選手にねぎらいの言葉をかけた指揮官は「まだまだ関学の方が有利。何としても甲子園へ行きたい」と力を込めた。2年ぶりのリーグ優勝を果たしても、立命大の目標はまだまだ先にある。(坂口 愛澄)

 ◆鳥内監督「試合がまだできる。終わりじゃない」

 関学大は要所でターンオーバーを許したのが痛かった。7―9と追い上げた第3Qにこぼした球を相手に奪われ、試合終盤にはQB奥野耕世(3年)=関西学院=がパスをインターセプトされた。西日本代表決定戦で立命大に挑む前に、2試合を戦う必要がある不利な立場に追い込まれた。今季限りで退任する鳥内秀晃監督(60)は「幸い、試合がまだできる。終わりじゃないからラッキー」と自らに言い聞かせた。

 ◆大健闘3位で選手権初出場

 一昨年2部、昨年は1部5位の神戸大が3位で大学選手権初出場を果たした。9―7の第4Q9分19秒、RB森分優人(2年)=三田祥雲館=が勝利を決定づけるTD。65ヤードを走り抜いた。5勝を挙げたのは1992年以来。WRの中谷建司主将(4年)=春日丘=は「日本一を目指して頑張ってきた。もっともっと成長していきたい」と意気盛んだった。

第4Q、関学大ディフェンス陣をかいくぐりタッチダウンを決める立命大・立川(カメラ・谷口 健二)
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