皇后さまのティアラは昭憲皇后の時代から100年以上にわたって継承

沿道の人たちに笑顔で手を振られる天皇、皇后両陛下(ロイター)
沿道の人たちに笑顔で手を振られる天皇、皇后両陛下(ロイター)

 天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が10日午後、皇居から赤坂御所までの約4・6キロで行われた。穏やかな晩秋の日差しの下、天皇、皇后両陛下は特注のオープンカーに乗り、にこやかに手を振り続けた。沿道には約11万9000人(内閣府発表)が詰め掛け祝福。約30分にわたって歓声が響き、新時代の「象徴」へ期待の声が上がった。

 天皇、皇后両陛下がパレードの際に身につけられていた勲章とティアラは、5月1日に行われた皇位継承の儀式「即位後朝見の儀」、当初パレードが行われる予定だった10月22日に開かれた晩さん会「饗宴(きょうえん)の儀」でも着用していたもの。特に重要な儀式のうち、洋装で臨まれる際に使われる。

 天皇陛下の勲章は、国内最高位の「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」。頸飾とは「首飾り」を意味する。胸などにつける形が一般的の中、国内の勲章では唯一の首から掛ける形で、明治天皇以降の代々の天皇、皇族のほか、一般人では吉田茂、佐藤栄作の両元首相が没後受章している。

 一方、皇后さまのティアラは、複数ある中で最も格上とされる「第1ティアラ」と呼ばれるものとみられる。明治天皇の皇后である昭憲皇后の時代から、形を少しずつ変えつつ100年以上にわたって代々使用されているもので、大粒のダイヤモンドが使われている。皇后さまも上皇后さまから引き継がれた。

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