【侍ジャパン】誠也にビビって、丸に泣け…プレミア12 スーパーR初戦

豪州戦に向け、気合の入った表情で打撃練習をする丸(カメラ・中島 傑)
豪州戦に向け、気合の入った表情で打撃練習をする丸(カメラ・中島 傑)

 ZOZOの鬼“セイマル”で打倒・豪州―。「プレミア12」に出場中の侍ジャパンは10日、スーパーラウンド(R)初戦の11日豪州戦(ZOZO)に向けて同球場で全体練習。1次R絶好調の鈴木誠也外野手(25)=広島=は、好相性の球場で代表の4番として初の3戦連発に挑む。一方、稲葉篤紀監督(47)は鈴木へのマークが厳しくなることを想定。同じくZOZO得意の丸佳浩外野手(30)=巨人=ら鈴木以外の野手陣の奮起に期待をかけた。

 慣れ親しんだ空気が心地いい。地の利が、鈴木の打棒をさらに勢いづかせる。侍の不動の4番は力強く決意表明した。「ファンの方が多いと思う。より力が出る。100%以上の力を出して頑張りたい」。フリー打撃では26スイングでサク越え6本。バックスクリーンに2本ぶち込んだ。当たり前のように快音を奏で、大爆発を予感させた。

 勝利につながる一打を放ち、侍の主軸の歴史に名を刻む。3戦全勝の1次Rで打率4割5分5厘(11打数5安打)、2本塁打、9打点。4番として、11日のスーパーR初戦で3戦連発、4試合連続打点を記録すれば、プロが参加した主要国際大会(WBC、五輪、プレミア12)ではいずれも初の快挙だ。圧倒的な好データも後押しする。

 ZOZOマリンで交流戦が行われた昨年に、打率5割4分5厘と活躍。通算6試合で打率4割1分7厘(24打数10安打)の好成績だ。今季から外野フェンスが最大4メートル手前にせり出すホームランラグーンが新設され、本塁打は70試合で140本(昨季は91本)と約1・5倍増。自然と一発への機運は高まる。食事に悪戦苦闘した台湾から帰国し、「ご飯がおいしい」と精神面も充実の一途だ。

 もちろん、他国からのマークが厳しくなるのは必至。稲葉監督は「相手は警戒してくる。誠也に対する期待は大きいけど、その周りがどれだけフォローできるかも大事」と受け止めた。打順は直前までプランを練り、つなぎを重視した打線を組む方針だが、丸のスタメン起用は確実。主砲に次ぐZOZOの鬼として、通算12試合で打率3割5分7厘(42打数15安打)、2本塁打、7打点をマークする。「テラスができた分、小さく感じた。打撃練習をしてても、近い」と地元の一戦に向け、闘志を燃やした。緊急招集され、ここまで3試合全て「7番・中堅」で先発出場。1安打ながら、内容は悪くない。スーパーR中の1番起用も検討されている。

 相手は195センチの長身右腕・ルジッチが先発。誠也が「どんどん勝負していきたい」と意気込めば、丸も「一生懸命やるだけ」と腕をぶした。稲葉ジャパンが誇るマリン男の“セイマル”コンビが豪州撃破の鍵を握る。(小松 真也)

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