「MEIKO15周年記念祭」で拝郷メイコ「感謝、感謝です」

MEIKO15周年記念テーマソング「ハッピーアワー」を熱唱する(左から)風雅なおと、拝郷メイコ、浅川悠
MEIKO15周年記念テーマソング「ハッピーアワー」を熱唱する(左から)風雅なおと、拝郷メイコ、浅川悠
トークショーに登場した(左から)浅川悠、風雅なおと、拝郷メイコ、伊藤博之代表、佐々木渉さん、剣持秀紀さん
トークショーに登場した(左から)浅川悠、風雅なおと、拝郷メイコ、伊藤博之代表、佐々木渉さん、剣持秀紀さん

 バーチャルシンガー「初音ミク」の“生みの親”のクリプトン・フューチャー・メディア社が、音声合成システム「VOCALOID」(ボーカロイド)を使ったソフトウェアとして2004年11月に発売した「MEIKO」(メイコ)の15周年を記念するイベント「MEIKO15周年記念祭~Fleur rouge~」が10日、東京・港区のStudio Earthで行われた。

 MEIKOは初音ミク(2007年8月発売)にさかのぼること3年前に発売されており、女性シンガーのイラストをパッケージに起用したソフトとしては、ミクを上回る歴史がある。今回のイベントには、MEIKOの声を務めたシンガーソングライターの拝郷メイコのほか、男声ボーカロイドソフト「KAITO」の声を担当した歌手の風雅なおと、同じく「巡音ルカ」の声を担当した声優の浅川悠が顔をそろえた。

 「最初に(MEIKOの声を)録音した日は、何が何やらまったくわからなくて、謎しかなかった。それが今のこの光景は信じられない。感謝、感謝です」と拝郷。キャラクターとしてのMEIKOとシンガーソングライター・拝郷メイコとの間にギャップを感じて距離をとっていた時期もあるが、自分のライブの時、ファンから「MEIKOを生み出してくれてありがとう」と言われ、歌ではなく自分の声も人を幸せにできるのだと認識し、MEIKOを身近に感じられるようになったという。

 イベントにはクリプトン社の伊藤博之代表取締役、MEIKOやミクなどボーカロイドソフトの開発を担当した佐々木渉さん、ボーカロイドの開発元であるヤマハで開発責任者だった剣持秀紀さんもお祝いにかけつけた。「英語のボーカロイド製品はあったけれど、日本語は(MEIKOが)初めてだったので、どう製品化しようかというところから始まった」と伊藤代表。剣持さんは「当時、伊藤さんが『ジャパニメーション(ジャパンとアニメーションを合成した造語。日本のアニメーションの海外での表現)みたいなやつでいきたいと思います』と言ったのをすごく覚えています」と思い出を語った。

 ライブパートでは、拝郷、風雅、浅川がそれぞれの担当したボーカロイドの曲をはじめ、コラボパートや拝郷自身の曲など計11曲を披露。「on the rocks」(OSTER Project、MEIKO&KAITO)「Black Jack」(ゆちゃP、巡音ルカ)などのヒット曲を歌い、ラストは3人のためにOSTER Projectさんが書き下ろしたオリジナル曲「ハッピーアワー」で締め、会場を埋めたファンは総立ちで声援を送った。

 MEIKOは今も新技術の開発を進めており、佐々木さんは「もっと外に目を向けていく企画や、ソフトウェアとしても、今までの観念に縛られずにやらせていただく予定です」と新しい企画が進行していることを明らかにした。日本語版ボーカロイドの先駆者として、MEIKOは今後も先頭を走り続ける。

MEIKO15周年記念テーマソング「ハッピーアワー」を熱唱する(左から)風雅なおと、拝郷メイコ、浅川悠
トークショーに登場した(左から)浅川悠、風雅なおと、拝郷メイコ、伊藤博之代表、佐々木渉さん、剣持秀紀さん
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