遊学館、逆転サヨナラV 8番塚口が同点打&V犠飛「最高です」

5年ぶり8度目の1年生大会優勝を果たした遊学館
5年ぶり8度目の1年生大会優勝を果たした遊学館

◆高校野球石川県 1年生大会 ▽決勝 遊学館3x―2金沢(10日、石川県立野球場)

 決勝が行われ、遊学館が逆転サヨナラで金沢を3―2で下し、5年ぶり8度目の1年生大会優勝を果たした。1点を追う9回無死満塁から押し出し四球で同点とすると、1死満塁から8番・塚口聖也二塁手が中犠飛を放ち、代走出場の三塁走者・松井大河がサヨナラのホームを陥れた。8回1死から救援登板したエース右腕・土倉瑠衣斗が1回2/3をパーフェクトに抑え、反撃を呼び込んだ。

 背番号14の8番打者・塚口が、ヒーローとなった。5回に中前へ同点適時打、7回に左前打を放ち、迎えた9回1死満塁の第4打席。カウント1―1からの3球目を中堅へ運び、サヨナラ犠飛。「詰まっていたので『やばい』と思ったが、最低限の仕事はできた。サヨナラ打は初めて。最高です」と照れ笑いを浮かべた。

 今大会、チームは「楽勝(らくしょう)」をモットーに掲げた。「楽しんで勝つ」との思いを込めた。主将の3番・新保朋也捕手は「7、8回ぐらいから、ベンチで『最終回で逆転できる』と話していた。最初から最後まで『楽勝』を貫けた。優勝したので、やっぱり楽しいです」と破顔した。

 1年生大会以外の石川県大会は、星稜が2017年秋から7季連続優勝と無敵を誇る。新保の2学年上の兄・温己は、星稜内野手として甲子園準優勝メンバーとなった。強豪・遊学館で1年春からクリーンアップを打つ新保は「今大会は全員が優勝する気持ちになっていた。本当は星稜を倒して優勝したかった。『1年生の代は星稜じゃなく遊学館だ』と言われるぐらい、もっともっと練習していきたい」。来夏こそ甲子園へ。ここから、勝負の冬が始まる。(勝田 成紀)

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