日川、14大会連続花園出場 小嶋、今年こそ年またぎ「新しい日川の歴史を作りたい」

14年連続49度目の花園出場を決め、笑顔を見せる日川の選手たち
14年連続49度目の花園出場を決め、笑顔を見せる日川の選手たち
前半22分、混戦から抜け出してトライを決めた日川・小嶋主将(手前)
前半22分、混戦から抜け出してトライを決めた日川・小嶋主将(手前)

◆全国高校ラグビー 山梨県大会最終日 ▽決勝 日川51―5東海大甲府(10日、御勅使南公園ラグビー場)

 決勝が行われ、日川が東海大甲府を51―5で下し、14大会連続49度目の全国大会(12月27日開幕、大阪・花園ラグビー場)出場を決めた。9トライは、バックス5トライ、FWが4トライと全員攻撃で奪ったものだ。前半13分にSH笹本陽太(3年)が負傷退場したが、選手層の厚さでカバー。花園では13年度の16強を越える8強入りを目指す。

 令和初の優勝も日川だった。大勝でノーサイドになると、高校日本代表候補のNO8小嶋大士主将(3年)は「優勝できてホッとしています」と話した。

 雨宮敬将監督(37)は勝因を聞かれると「FWのサイズの大きさですね」と振り返った。FW陣の平均体重は相手の86・75キロに対して91・75キロ。前半3分にモールで押し込み、早々と先制した。

 しかし10分後、笹本が手を負傷して交代。指揮官も「想定していなかった」と苦笑いのアクシデントだったが、スタンドオフ(SO)に城之内魁士(3年)を入れ、SOの中村航遥(2年)をSHに回して対応した。

 流れが変わりかねない交代だったが、前半22分に小嶋主将が自らトライ。すると城之内の巧みなパス回しもあり、右センター梶原大河(3年)がチーム最多3トライを決めるなど、バックス陣が躍動。城之内は「持ち味は視野の広さ。すぐにパスを出してバックスで取り切れた」と、緊急出場で司令塔の役割を果たし、胸を張った。雨宮監督も「しっかりやってくれた」と、たたえた。

 県14連覇で日川1強状態が続いているが、花園では過去13大会で13年度の16強が最高。1年生から出場している小嶋は「自分自身、2回戦しか行ったことがない。(花園で)年を越して16強、8強と進んで、新しい日川の歴史を作りたい」と言葉に力を込めた。最高成績の4強には8度進んでいるが、20世紀の95年度が最後。赤黒ジャージーの戦士たちが、再び全国で強い日川をアピールする。(竹内 竜也)

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