【侍ジャパン】坂本&菊池“最強二遊間”で世界一へ…11日スーパーR初戦VSオーストラリア

遊撃守備をする坂本勇
遊撃守備をする坂本勇
成田空港に到着、カートを押して移動する菊池涼
成田空港に到着、カートを押して移動する菊池涼

 「プレミア12」に出場中の侍ジャパン・坂本勇人内野手(30)=巨人=が9日、菊池涼介内野手(29)=広島=との“最強二遊間”で日本を世界一に導く決意を示した。チームはこの日、台湾から帰国。稲葉篤紀監督(47)は1次ラウンド(R)3連勝の要因の一つに鉄壁の守備を挙げ、「スーパーRでも継続してやっていきたい」と“サカキク”コンビを中心とした守備力に期待した。日本は11日にスーパーR初戦のオーストラリア戦(ZOZO)に臨む。

 無数のフラッシュを浴びながら、引き締まった表情で侍ジャパンのメンバーが日本に戻ってきた。台湾での1次Rは3戦全勝で突破し、日本でのスーパーRは1勝0敗からスタートする。その要因について、稲葉監督は「3試合を振り返って、エラーも1つで無駄な失点がなかった。守るところはしっかり守って、投手を含めて、ディフェンスはいい形でできている」と示した。

 その根幹を担っていたのが、二塁・菊池涼と遊撃・坂本勇が形成する最強の二遊間だ。ここ4年で3度セ・リーグのゴールデン・グラブ賞を二遊間で受賞しているコンビ。勇人は15年の第1回プレミア12で最優秀守備選手を受賞した経験もあるが「キクは走攻守すごいけど、特に守備は本当にすごい」と素直にたたえる。

 7日の台湾戦では二塁へのボテボテのゴロにチャージをかけ、手首を返しながら一塁へグラブトスした場面がWBSCの公式ツイッターで「マジシャンのような美技」と紹介された。台湾メディアからは「魔術師」と命名されるなど、躍動感あふれる名手のプレーの数々に世界が魅了されている。

 坂本勇も6シーズンにわたりチームで使用しているグラブを台湾に持参し、土の硬さや強い風が吹くなど不慣れな球場で行われた3試合で無失策。「守備からしっかりリズムを作れるように守っていきたい」と心がけている通り、2戦目のプエルトリコ戦では7個のゴロを冷静にさばくなど、投手陣を支え続けた。

 侍ジャパンの失策は3戦目の台湾戦で本職ではない一塁で起用された山田哲が記録した一つのみ。指揮官は「哲人は慣れないポジション(一塁)でやってもらっているので我々の責任」とかばい、「(守備から攻撃に)いいリズムを作っていくというのはスーパーRでも継続してやっていきたい」と、改めてディフェンス面の重要性を説いた。

 8日に菊池涼が広島から今オフのポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍を容認されたことを受け、坂本勇は「同じ内野手として(メジャーで)頑張ってほしい」とエール。“サカキク”の鉄壁二遊間が、世界一にたどり着く瞬間まで強固な守備を形成する。(後藤 亮太)

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