吉本新喜劇の上海公演で“乳首ドリル”海外初披露

吉本新喜劇の上海公演ですっちー(左)は「すちお」に扮して吉田裕に乳首ドリルを見舞った
吉本新喜劇の上海公演ですっちー(左)は「すちお」に扮して吉田裕に乳首ドリルを見舞った

 【上海(中国)9日=高柳義人】乳首ドリルが海を越えた―。吉本新喜劇の上海公演が9日、同地の中国大戯院で行われた。「第5回上海国際コメディフェスティバル」のオープニング作品として上演されたもの。同フェスティバルで日本の作品が上演されるのは初。1930年開場で上海京劇を上演する歴史と伝統のある劇場で、大阪のコテコテの笑いが会場を包み込んだ。

 吉本新喜劇60周年のワールドツアーが3日にシンガポールで開幕したが、今回はフェスティバルの招待作品で中国人の観客が多いこともあり、特別に中国語字幕付きで上演。現地入りしてから、劇団員総出で台本を練り直し。「小篭包食べたい」や「夜中にタクシーが止まらない」など地元ネタのアドリブを“字幕化”する作業を夜通し行った。

 舞台と客席が近く3階席までせり出している特徴を生かし、「あめちゃん投げ」を3階席に放り込み一体感を生み出すと、「ロケとかではやっていたけれど、新喜劇で流れの中でやるのは初めて」(すっちー)と鉄板の“乳首ドリル”を海外公演で初披露。反応が悪ければすぐ他のネタに移る予定だったが、手拍子が起こり、最後は拍手に包まれた。「乳首ドリルが海を渡りました」と吉田裕(40)は興奮気味に話した。

 乳首ドリルを含め、字幕がない箇所でも笑いが起こるなど、新喜劇の笑いが国境を超えて伝わった。座長のすっちー(47)は「二十何年お笑いやっているけれど、初めての感覚でドキドキでした。自分たちが面白いんだと信じていたもので、笑ってくれた。楽しかったし、そういう機会があればどんどんやっていきたい」と世界進出に手応えを感じた様子。すっちーとともに座長を務める酒井藍(33)は「(終演後に)中国人の方が『初めて見たけれど、面白かった』と言ってくれてメッチャうれしかった」と笑顔で話した。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請