井上尚弥、顔面2か所を骨折していた…ドネアの左フックで右眼窩底と鼻の右下

ドネアとの死闘で流血した井上尚
ドネアとの死闘で流血した井上尚

 プロボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=が9日、判定勝利を収めたノニト・ドネア(フィリピン)とのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝(7日)で顔面2か所を骨折したことを公表した。

 東京・後楽園ホールの興行を観戦した井上は、右眼窩(がんか)底と鼻の右下を骨折したことを明かした。8日に都内の病院で診察を受けて判明。「パンチをもらい、ドネアが二重に見え、(患部が)しびれていたし、折れたかなという感覚があった」と振り返った。

 2回に左フックを浴びて右目上をカット。この一発で2か所同時に骨折したと見られる。「痛みがいつもと違った。パンチがかするだけで(患部が)ピリピリした。右目上のカットより目の状態が一番心配だった」と痛みに耐え、フルラウンドを戦っていた。今後は手術をせず、保存療法で回復を待つ。1か月後の再検査で全治日数が分かる見通し。「医師から『次戦に影響はない』と言われた」と、骨折でも症状は軽めであることを強調した。

 ドネア戦後に米プロモート大手「トップランク」社との契約が発表され、来年は米国で2試合、日本で1試合を行うことが既定路線。次戦は来春、米国で開催することが内定している。所属ジムの大橋秀行会長(54)は「来年のことは決まっていることではない。回復経過を見ながら判断していきたい」と、見通しを明かした。

 ただ、ボクサーが眼窩底を骨折した場合、試合間隔を半年以上空けているケースが多い。17年9月に米国で防衛戦を経験している井上だが、回復具合によっては米国再上陸のスケジュールに影響が出る可能性もある。(飯塚 康博)

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