【札幌】武蔵、2発! 自己最多12得点目も敗戦で5位以下確定、ACLも消滅

右足でシュートを放つ札幌FW鈴木(中央、カメラ・砂田 秀人)
右足でシュートを放つ札幌FW鈴木(中央、カメラ・砂田 秀人)

◆明治安田生命J1リーグ第31節 横浜M4―2札幌(9日・ニッパツ)

 北海道コンサドーレ札幌MF鈴木(25)が、自己最多となる12得点目を記録した。アウェー・横浜M戦は前半2、4分に喫したミスからの失点が響き、2―4で敗戦。5位以下が確定し、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場の可能性が完全に消滅した。

 ただ、鈴木がリーグ戦8か月ぶり2度目の複数ゴールを決める奮闘。11月に入り2戦3発の勢いそのままに、3度目の招集となる日本代表での初得点を誓いに立てた。

 試合終了の瞬間、武蔵が両膝を抱え、ピッチに座り込んだ。リーグ戦では札幌での初得点を決めた3月2日のアウェー・浦和戦以来となる2得点で、自己最多となる12得点に到達も、黒星という結果が何より悔しかった。「もう2点奪えれば追い付けたのに」。ゴールした札幌での14試合目で初めて喫した敗戦に、表情は険しいままだった。

 反撃ムードは作った。立ち上がり4分までに2失点。「相手の勢いに飲まれて、自分たちが少し慌てたのはある」と武蔵が振り返ったように、予想を上回る横浜Mの前線からのプレスに押し込まれ、ミスを突かれた。その中でも前半8分にこぼれ球を押し込んで1点差とし、1―4の後半29分には少ないタッチからの崩しでゴールを決めた。「練習通りの得点だった2点目の形を前半から出来れば、もっといいゲームになった」。思い描いたプランを遂行できなかったことも、悔いを増幅させた。

 2連勝はならず、鹿島の天皇杯での結果次第という、わずかながら可能性のあった来季のACL出場も完全になくなった。痛い黒星となったが、次なる戦いへ引きずりはしない。武蔵は日本代表として、14日にカタールW杯アジア2次予選のアウェー・キルギス戦、19日には国際親善試合のホーム・ベネズエラ戦に臨む。過去3戦、まだ得点はないだけに「明確なアピールは結果。ここからは代表活動に切り替えて、ゴールという形で示したい」と決意を口にした。

 その根底には札幌で取り組んできたことへの自信がある。「普段通りのことをやれば、自ずと得点のチャンスは来る」。積み重ねと己を信じ、武蔵が世界舞台に挑む。(砂田 秀人)

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