10日「祝賀御列の儀」限定で“パレード消印” 東京「目白 椿ホール」展覧会で記念スタンプ押印実施

一日限定で使用される祝賀パレード記念のスタンプ
一日限定で使用される祝賀パレード記念のスタンプ

 天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が10日、都内で行われる。当初は「即位礼正殿の儀」と同日の10月22日の予定だったが、台風19号の被害を考慮して延期されていた。周辺はすでに警備が始まっており、当日も最大約2万6000人が投入され、警戒に当たる。東京・豊島区の「目白 椿ホール」では、10日にパレードを記念した展覧会が行われ、記念郵便スタンプの押印も実施。当日の会場のみで使用される限定印で、コレクターを中心に希望者が集まりそうだ。

 当日はコース周辺に多くの観覧客が集まることが予想される即位記念パレード。皇居・宮殿から赤坂御所までのコースから離れた豊島区でも、この日限定のイベントに熱い視線が注がれることになりそうだ。

 公益財団法人「日本郵趣協会」が主催する「天皇陛下御即位祝賀パレード展」と題された展覧会は、1894年発行の日本最初の記念切手「明治天皇銀婚記念」から今年10月18日に発行された「天皇陛下御即位記念」までの郵便切手や記念はがきなどを展示。さらに、パレードのパブリックビューイングなども行われるが、中でも注目されているのが、記念スタンプの押印だ。

 スタンプは郵便物に押される消印の“特別版”。通常の消印は黒だが、「鳶(とび)色」と呼ばれる赤みがかった茶色が使われることが特徴となっている。パレードで使用されるオープンカーのトヨタ車「センチュリー」と鳳凰(ほうおう)がデザインされた小型印は、この日限定でこの会場だけで使用。郵便局名が「浅草」(今回の会場は豊島局内)となっているのは、当初のパレード実施日の10月22日は、浅草局内に展覧会場があったためという。

 また、コース周辺の4つの郵便局の「風景印」と呼ばれるデザイン化された消印の押印も実施。各郵便局へ押印依頼(郵頼)して取り寄せることは可能ではあるものの、皇居・宮殿と二重橋がデザインされた宮内庁内郵便局は一般には利用できないため、こちらも貴重な機会といえる。

 記念スタンプの押印はさまざまなイベントなどで実施されているほか、風景印も全国1万局以上で使われており、コレクターも多いという。関係者は「風景印のコレクターだけでなく、皇室関連のコレクターの方にも喜んでいただけるのでは」とコメント。両方とも消印の一種であるため、通常はがきか、同額(63円)以上の切手が貼られた封筒や台紙にのみ押印できる。

 ◆超厳戒! 警備2万6000人

 パレード周辺の警備は、7日から本格化しているが、当日は警視庁約2万2000人、全国の警察から集めた特別派遣部隊約3000人、皇宮警察約900人の計約2万6000人が最大時には投入される。

 沿道の29地点40か所では、手荷物検査が実施され、観覧者は鉄柵で囲ったブースに誘導される。ブース内にはスマートフォンやペットボトルは持ち込めるが、瓶や缶は禁止。飲酒や喫煙も禁止されており、手荷物の預かり所もない。仮設トイレは用意されるが、一度ブースを出ると再検査が必要となる。

 また、警視庁は公式ツイッターを使って混雑状況を発信する取り組みを警備行事としては初めて実施。広報課の公式アカウント(@MPD_koho)で状況を色分けした地図を投稿し、観覧者を誘導する。

 9日には、皇居前広場で超党派の国会議員連盟などが主催する「国民祭典」を実施。天皇、皇后両陛下が姿を見せられる。

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