【巨人】石井琢朗コーチ“怪童養成ゴムチューブ”導入…ティー打撃で腰を引っ張る

ゴムで後ろから引っ張られながらのロングティーに取り組んだ岡本(右)(カメラ・泉 貫太)
ゴムで後ろから引っ張られながらのロングティーに取り組んだ岡本(右)(カメラ・泉 貫太)

 巨人の石井琢朗新野手総合コーチ(49)が8日、秋季キャンプ3日目の打撃練習で“怪童養成チューブ”を導入した。ティー打撃とロングティーの際に、打者ともう一人のサポート役の腰回りにベルトを巻き付け、そこから1本のゴム製のチューブで2人をつなげた。スイングのインパクトの瞬間に、本塁後方にいるサポート役がチューブを自らの方向に引っ張り、選手に負荷をかける打撃練習だ。広島時代に誠也を、ヤクルト時代に村上を球界屈指の強打者へと育てた名コーチが、新たなアイテムを取り入れた。

 練習の意図を、「四方から抵抗をかけて、体幹、体の軸を意識した中で、バットを振るということ」と説明。不安定な体勢や負荷がかかる中でも体幹を使って、しっかり芯を捉えた打撃をすることが目的だ。岡本や大城ら主軸は、苦しみながらも、ロングティーで「ウォー!」と声を張り上げながら、何とかサク越えを披露した。

 同チューブは一般的に、体幹などを鍛えるために体に巻き付けた状態で、もう一人に引っ張られながら走るなどトレーニングのアイテムとして用いられることが多い。だが、この日は打撃練習の一環として使用され強打者養成をはかった。

 主軸として全143試合に出場し2年連続30本塁打を放った岡本は「力を入れないと踏ん張れない。しんどいけど、身になると思います」。今季は一時、クリーンアップも担い、持ち前の強打にさらに磨きをかける大城は「体の軸がブレないように意識をしました」と振り返った。

 キャンプ初日には、5種類のティー打撃を取り入れ、2日目には硬式球よりひと回り大きなソフトボールと、硬式球に近いサイズのプラスチック製の球を使用してロングティーを行わせた。石井コーチはこの日の練習も含め日々新たな風を吹かせ、量と質を求めた練習で、打力向上をはかっている。(小林 圭太)

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