松井「5打席連続敬遠」以来27年ぶり激突!星稜VS明徳義塾…明治神宮大会15日開幕

高校通算29本塁打の星稜の4番・内山
高校通算29本塁打の星稜の4番・内山
エルゴメーターで全身を鍛える星稜のエース・荻原(カメラ・勝田 成紀
エルゴメーターで全身を鍛える星稜のエース・荻原(カメラ・勝田 成紀

 明治神宮大会(15~20日、神宮)に出場する北信越代表の星稜(石川)は、15日の1回戦で四国代表の明徳義塾(高知)と戦う。公式戦での対戦は、巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏(45、現ヤンキースGM付特別アドバイザー)が受けた「5打席連続敬遠」で議論を巻き起こした1992年夏の甲子園2回戦(2●3)以来27年ぶり。当時2番・遊撃手として出場していた林和成監督(44)も「いずれ全国の舞台でやらせていただけたらと思っていた」と“再戦”を心待ちにしている。

 日本中で賛否両論が渦巻いた、あの夏から27年。明徳義塾との対戦が決まり、林監督は「尊敬している馬淵(史郎)監督と、いずれ全国の舞台でやらさせていただけたらと思っていた。素直にうれしいです」とうなずいた。

 星稜の全2得点のホームを踏んだ林監督が「5敬遠」について振り返った。「私はもともと、松井さんが敬遠されても致し方ないと思っていた。負けたのは、松井さんの脇を固める打線で点が取れなかったからで、敬遠されたからではない」。自身が監督となり「(敬遠の指示は)批判も予想される中、なかなかできないこと。それを徹底された馬淵監督は、尊敬する監督です」と改めて感じている。

 「顔を見るたびに声をかけて、気にかけてくださる。ありがたいです」。今夏の甲子園大会中には、練習場が2度一緒となり、両監督は談笑。馬淵監督が、星稜のファウルボールを拾いに行く場面もあった。

 主将の内山壮真捕手、エースの荻原吟哉投手(ともに2年)ら星稜中出身の選手にとっても、明徳義塾とは“再戦”となる。内山らは2017年3月の全日本少年軟式大会準決勝で明徳義塾中と対戦し、6―2で勝利。勢いに乗って全国制覇を果たした。

 奥川恭伸(3年)からエースナンバーを受け継いだ荻原は、昨年の神宮大会は決勝に先発。6回2/32失点と好投したが、優勝に導けなかった。「自分としては神宮では悔しい思いしかしていない。高校でも明徳をやっつけたいし、圧倒して勝ちたい。神宮で活躍して『星稜の1番』という所を見せたい」と腕をぶした。

 「神宮大会優勝」が新チーム結成時の目標だ。今秋の公式戦打率5割4分3厘の4番・内山は「センバツへ向けての大切な試合でもある。強い相手に力をしっかり試して、冬からセンバツへと弾みにできるよう、1試合でも多く戦いたい」と話すと、こう続けた。「自分にはそういったこと(敬遠)はないと思うので、しっかり4番が打って勝てるようにしたい」。松井氏と同じ「星稜の4番・主将」として、27年前のリベンジに挑む。(勝田 成紀)

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