【シュミットのベルギー便り】時差克服!いい街を発見…オランダ南部マーストリヒト

休日、オランダ・マーストリヒトで娘たちと写真撮影(写真提供=シュミット・ダニエル)
休日、オランダ・マーストリヒトで娘たちと写真撮影(写真提供=シュミット・ダニエル)

 J1ベガルタ仙台から欧州に羽ばたいた日本代表GKシュミット・ダニエル(27)=シントトロイデン=がベルギー挑戦を始めて間もなく4か月になる。2日(日本時間3日)のオーステンデ戦を完封し、今季リーグ戦初の連勝に貢献した。日本代表活動での長距離移動、時差の不安も克服。家族とオフを過ごすお気に入りの街も見つけた。新天地で奮闘する近況を寄稿する「シュミットのベルギー便り」の第3回。心身ともに充実した日々をつづった。

 シントトロイデンGKのシュミット・ダニエルです。2日のオーステンデ戦(1〇0)で完封勝利し、メヘレン戦に続き、今季リーグ戦初の連勝。ここ何試合かは、チームで守備を整理し、みんなが共通理解を持って、うまくいき始めました。とにかく勝ち続けていかないといけない。そして最後に目標のプレーオフ1にいくことができるように頑張りたいです。

 2戦連続ゴールでチームを連勝に導いたFW鈴木優磨選手(23)が好調です。今夏、鹿島アントラーズからシントトロイデンに移籍したストライカーは、もともと素晴らしい能力をもった選手です。日に日に周囲との連係を高め、チームでの信頼を深めています。

 優磨にはJリーグでけっこうやられました。本人が「俺、結構ダンさん相手にやるっしょ」と話すように非常に良いイメージをもたれています(笑)。17年シーズンはリーグ戦のアウェーで得点され、ルヴァン杯準々決勝のアウェー戦でも2得点を許しました。18年もアウェーで1失点。ホーム戦ではアシストを決められました。そういう選手と今、海外の同じチームでプレーできているのは、とても頼もしいです。

 11月の日本代表の活動にも引き続き選出していただきました。今回はキルギスへの移動のみなので体的には少し楽です。当初、初めて経験する長距離移動と時差に苦労していました。9月は時差の影響を気にして、わざと寝ずに、無理やり時間を合わせようとしたりして、うまくいかないところも…。10月からは、もう寝たいときに寝るという方針に変更しました。試合はナイターなので、起きるべき時間まで、昼寝を入れて(30分~2時間)、時差に対して神経質になりすぎないように意識したら、コンディションをいい方向に持って行けたので、調整に確信を持つことができました。

 まだW杯の2次予選に出場できていませんが、試合に出たいという思いはもちろん強く持っていますし、チャンスが来た時にしっかりプレーできるように、万全の準備を進めていこうと思います。

 プライベートでは、お気に入りの街を発見しました。3日のオフ、シントトロイデンから車で45分ほどのオランダ・マーストリヒトに行ってきました。土曜に試合があると、日曜がオフになるケースが多いのですが、ベルギーではだいたいお店が閉まっています。初めて訪れたマーストリヒトは、日曜でも様々なお店が開いていました。買い物もでき、しかも、美しい街並みを楽しめます。これから、家族とよく休日を過ごす街になりそうです。ヨーロッパを旅行する人にもぜひおすすめしたい街です。

 試合でいいプレーをした後は、シントトロイデンに住む方から「Very good!」などと声をかけられるようにもなりました。少しずつ手応えをつかんできているので、もっといいパフォーマンスを発揮できるように日々頑張っていきたいです。日本代表に合流する前の9日(日本時間10日)、アウェーのセルクル・ブリュージュ戦は、リーグ戦のちょうど半分の15試合目です。勝たなきゃ上にあがっていけない。チーム一丸となって勝利し、代表にも勢いをつけていきたいと思います。

(シントトロイデンGK)

 ◆マーストリヒト オランダ最南端にあるリンブルグ州の州都で、ベルギーとドイツの国境に接している。8000年から2万5000年前の旧石器時代の遺構が発見されており、オランダ最古の都市と言われる。人口約12万人。聖セルファース、聖母マリアなど多くの教会や城壁があり、歴史的な美しい街並みが今も残る。肉料理が有名で、レストランも多く、グルメの街としても知られる。

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