石川遼、今季初の予選落ち 不安残るドライバーを抜き、プロ初の13本のクラブで挑む決断も…

1番第1打を放つ石川
1番第1打を放つ石川

◆男子プロゴルフツアー 平和PGM選手権第2日(8日、沖縄・PGMゴルフリゾート)

 強風の下第2ラウンドが行われ、95位から出た、今季2勝の石川遼(28)=カシオ=が4バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの72と伸ばせず、通算5オーバー84位で今季初の予選落ちを喫した。「コースが難しい。コースに対して合わせていけていない。今の自分の状態だと、正直言ってこのスコアで何とか、という感じでした」と悔しそうに振り返った。

 75と出遅れた初日を終えて「ドライバーがずっと頭の中の9割を占めている」と不安感を口にしていた。その日のうちにドライバーを抜き「小学生以来」でプロとしては初めて13本のクラブで臨むことを頭で考えていた。この日のスタート前の練習では、ドライバーでは1球も打たず「(感覚を)つかめるまでは打たない方がいい」と、13本で挑む決断を下した。

 1番第1打。同組がドライバーで打つ中、石川は3ウッドを握った。それでも右のラフにつかまり、第2打は目の前の林に放り込んだ。約3メートルのパーパットも決められず、いきなりダブルボギー。6番で約8メートル、8番で約3メートルのバーディーパットを沈めて巻き返したが、1番でもこの日2つ目のダブルボギーとし、1日を通してスコアを伸ばすことはできなかった。

 「ZOZO(チャンピオンシップ)あたりからドライバーだけスイングのバラつきがあった。(第1Rで)あれだけ曲がっていれば打ちたくなくなりますよね。(キャディーバッグに入れると)18番(パー5)とか打ちたくなるので。ドライバーで打っていたら、6オーバー、7オーバーとかたたいてかなりメンタル的にやられると思ったので(抜いて)よかった」と語り、今後についても「ドライバーを入れないこともある」と示唆した。

 1年で唯一の沖縄でのツアー開催。思うようなプレーはできなかったが、この日も最も多くのギャラリーを引き連れて大声援を背に受けてプレーした。ホールアウト後には約50人のファンにサインをして、感謝を伝えた。

 今季2勝を挙げ、今大会前までの獲得賞金でランク3位につける。2009年以来の賞金王への返り咲きにも期待がかかる。長期的に先を見据えた“決断”。まずは次週の三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡・太平洋C御殿場C)で再起を図る。

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