テレ東・松丸友紀アナ、育児と仕事両立中!赤ちゃん向け新番組「シナぷしゅ」プロデュース&出演

いつまでも「ゴッドタン」には出続けたいという松丸友紀アナ(カメラ・橘田 あかり)
いつまでも「ゴッドタン」には出続けたいという松丸友紀アナ(カメラ・橘田 あかり)

 テレビ東京の松丸友紀アナウンサー(38)は2017年に長男を出産し、現在は育児と仕事の両立中。12月には赤ちゃん向けの新番組「シナぷしゅ」(16~20日・前7時35分)をプロデューサーとしてたちあげ、自らも出演する。一方でタブーなきバラエティー「ゴッドタン」(土曜・深夜1時45分)も引き続き担当。「今がアナウンサー人生で一番充実しています」と笑う。(浦本 将樹)

 人生“初体験”に胸を躍らせている。「赤ちゃん向けの新番組のプロジェクトメンバーに声をかけてもらいました。初めてプロデューサー、ディレクターとして準備しています」

 新番組は朝の25分間、5日間連続で放送。0歳から2歳児までが対象だ。社内で育児中の社員5人で動いている。脳の神経細胞の間にある「シナプス」を赤ちゃん語にアレンジ。来年4月からのレギュラー化を目指す。松丸アナは12個ある番組内企画のうち、乗り物などいろいろな連結を見つける「がっしゃん」、オリジナルの「シナぷしゅダンス」を担当する。

 「ちょうど、うちの子供が電車の連結シーンにはまっているんです。夫もノリノリで、連結する消防車が日本で1台、愛知県にあるのですが『俺が撮りに行ってもいいよ』とやる気です」

 現在、育児の真っただ中。朝、子供を保育園に預け、その足で出社。帯でMCを務める「よじごじDays」(月~金曜・後3時55分)のリハーサルまでの時間に新番組の打ち合わせ。番組が終わったら迎えに行く。そしてゴッドタンの収録も…。分刻みの毎日だ。だが「今やっと『ゴッドタン』で踊っていたことが生きています」と表情は明るい。

 新番組でもう一つ担当する「シナぷしゅダンス」。番組では基本的にMCを立てず、アニメーションとCGで作るが、ダンスは例外。松丸プロデューサー自らが赤ちゃん向けに踊る。

 産休もはさみ05年から12年近くにわたりバラエティー「ゴッドタン」に出演。深夜番組ならではのお色気、お笑い企画で知られる。劇団ひとり、おぎやはぎとMCを務めながら企画「松丸プロデュース王」ではマイケル・ジャクソン、デーモン閣下らになりきって踊った。

 「今まで何のために全力でやってきたのか。点と点がつながった感じです。ちなみに今度の『プロデュース王』は1週間、毎日練習しましたから自信ありです」

 悩みもある。下ネタを連発したり「嫌いなアナウンサーは誰か」などと毒舌を吐いたりタブーのない番組。保育園のママ友らからどう見られているのか。一抹の不安もよぎる。

 「『よじごじ―』に関しては保育園でも『見てます。毎日大変ですね』と言われますが、ゴッドタンについては誰にも何も言われない。知らないはずがないと思うのですが、話題にならない。気を使われているのかな」

 もともと報道番組志望だった自身も、つらくなることがあった。だが、そんな思いを払拭してくれたのが一通の手紙。11年の東日本大震災で被災地の女子高生から届いた。

 「バラエティー番組が次々と放送を自粛する中、彼女はネットでゴッドタンを見てくださっていたようです。『久しぶりに笑いました』と書かれているのを見て、私が少しでも役に立てたんだとうれしかった」

 帯の情報番組、振り切ったお笑い番組、そして新番組企画と振り幅は大きいが戸惑いはない。「いつも、その番組になったら全力でやっていますから」

 近年ではフリーに転身する女性アナも増えているが「これだけやらせてもらって、今が一番充実している。タレント性ばかりが注目されていますが、ニュース、ナレーションもやってバラエティー。この両輪があって局アナだと思う。この先、おばあちゃんになってもゴッドタンは続けたい」

 愛社精神を口にすると、取材後はリュックを背負い別社屋にある「よじごじ―」のスタジオへと向かった。

 記者の目

 生活情報番組のMCから、お笑い番組でのぶっ飛んだモノマネ。キャラの幅の広さを見せながらも、その人気の秘密が知りたかった。

 話を聞いていて何度も「全力で」というワードが出てくる。どんな仕事もフルパワーが大事なんだ、と感銘を受ける一方で「でも全力を出しているアナウンサーは他にもいるはず」との思いもあった。

 松丸アナは自分のことを「実はチキン(小心者)なんです」と明かす。「人からこう聞かれたら、こう答えようと、常にA案、B案、C案を考えている」という。

 取材中、私が「後輩アナが『いつか松丸さんみたいになりたい』と言ってました」と水を向けると「あ、それ浦本さんが前の回にやってたインタビューの最後の1行にありましたね」と返ってきた。取材に向けて私の別の記事まで予習したのかもしれない。水面下の努力と、それをあっけらかんと明かす姿勢にも驚いた。

 ゴッドタンでも開き直って踊る姿や、劇団ひとりらにムチャぶりされてテンパる様子も楽しい。このウソ偽りのない姿勢が好感度の根っこにあるんだと実感した。

 ◆松丸友紀(まつまる・ゆうき)アラカルト

 ▼生まれ 1981年5月13日、東京都出身。38歳

 ▼入社 青学大文学部卒業後、2004年入社。同期は増田和也、滝井礼乃(当時)アナ

 ▼身長 158センチ

 ▼ニックネーム ましゅー

 ▼趣味 食器集め、骨とう品探し

 ▼特技 創作ダンス

 ▼好きなもの 小鳥のさえずり、猫の肉球

 ▼好きな食べ物 梅干し、平貝、抹茶のテリーヌ

 ▼好きな映画 「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」「マイ・ガール」

 ▼得意なネタ(ゴッドタン内で) コマネチ、マイケル・ジャクソン

 ▼血液型 A

 ▼家族 夫は14年に結婚した競輪の新田康仁選手、17年に長男を出産

 ▼好きな言葉 「人にしてあげたことは、すぐに忘れろ。人にしてもらったことは、生涯忘れるな」(石原裕次郎さんから)

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