【侍ジャパン】丸、11打席目で初安打&初打点「世界一になるために全員野球」

6回、中越えに適時二塁打を放つ丸
6回、中越えに適時二塁打を放つ丸

◆プレミア12 1次ラウンド・B組 日本8―1台湾(7日、台湾・台中)

 何度も何度も手をたたいた。誰もが待ち望んでいた一打が生まれ、丸は喜びを爆発させた。4点リードの6回1死一塁。カウント1―1から外角直球を振り抜き、ジャンプした中堅の頭上を越える適時二塁打を放った。「一本出てホッとした。次にもつながるので良かった」。3戦計11打席目での初安打が勝利を引き寄せた。

 巨人では主に2、3番でコンビを組んできた坂本勇と、2戦目からは第2クリーンアップの期待も込められ、6、7番で並んでいる。この場面では1死から坂本勇が相手の失策で出塁し、丸の一打で勇人が一塁から本塁まで激走して生まれたもの。それだけに丸も「勇人さん頑張ってと思いながら見ていました。一生懸命、走ってくれたのでありがとうございますと言いました」と笑みを浮かべた。

 応援にマイクを使用するなど独特な雰囲気での試合となったが、丸は全く動じることはなかった。「セ・リーグでいうと甲子園に似た雰囲気。その経験が生きた」と振り返る。さらに「甲子園なんかは連携の声も打球音も聞こえないけど、聞こえないことはなかったので」と頼もしかった。

 秋山の離脱による緊急招集でオフシーズン突入からぶっつけ本番となったが、打撃の感覚は試合を重ねるごとに上向きだ。稲葉監督も「いい当たりもあった中で安打に結びついて良かった」と、うなずいた。「世界一になるために全員野球で戦っていきたい」と丸。最後に仲間に加わった背番号9の本領発揮は、まだこれからだ。(後藤 亮太)

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