アジ入れ食い!3時間半で76尾、30センチ近い良型も…東京湾川崎沖

瀧澤優太さんが釣った20センチオーバーのアジ(伝寿丸で)
瀧澤優太さんが釣った20センチオーバーのアジ(伝寿丸で)

 東京湾川崎沖でアジの食いが好調だ。大田区羽田の報知指定・伝寿丸の半日乗合船では、40号ビシのライトタックル(LT)で狙い、釣り時間は3時間半ほどながら、トップは76尾の好釣果を上げている。サイズは20センチ前後が主体で30センチ近い良型も交じる。東京湾のアジは食べても絶品。アジを釣って、食べて、実りの秋を満喫しよう。

 川崎沖で釣り始めて約10分。アジからの魚信は全くなかった。しかし、榎本健司船長(60)は「もう少しで釣れるようになるから」と余裕の表情。その言葉の通り、これは嵐の前の静けさだった。

 水深16メートル。コマセをまいて底から2メートル上のタナで待っていると、ククッと竿先が震えた。アジのアタリだ。ゆっくりとリールを巻くと、20センチ級のアジが上がってきた。LTなので、このサイズでも引きが強く感じられて面白い。ここからは怒とうの入れ食いがスタート。コマセをまいてタナに合わせると10秒もしないでアジが食ってくる。コマセをまいている間にアタリがでることもしばしばあった。

 中野区から来た瀧澤朝生さん(52)、優太さん(16)親子は、入れ食いにニコニコ顔。20センチ前後のアジを立て続けに2尾掛けで上げていった。コマセを使った釣りは初めてという優太さんは「最初は長い仕掛けがからんで大変だった。釣り自体はシンプルだけれども、面白い」と、釣りの奥深さを体感しながらも数釣りの楽しさも味わっていた。

 入れ食いは、断続的に3時間ほど続いた。大田区の田牧博信さん(79)は2尾掛け、3尾掛けで数を伸ばし、この日トップの76尾。「アジ釣りはタナが大事。釣れたタナを狙い続けると食い続くんだ」と数釣りの要領を明かした。田牧さんは、アジの食ったタナが分かると、水面から測って同じタナを狙っていた。底からタナを取ると、ビシが底に着いた時に、その衝撃でアジをおびえさせてしまう。水面からタナを取れば、群れを散らさず釣り続けられるのだ。

  • 川崎沖で釣れたアジ。丸々と太っていた

    川崎沖で釣れたアジ。丸々と太っていた

 川崎沖のアジはこのところ好調。伝寿丸の半日乗合船では、この日の76尾を筆頭に多い人が50~60尾を記録している。サイズは15~16センチ級が交じるものの、20センチ前後が主体。30センチ近い良型も食ってくる。榎本船長は「群れは濃いので、この調子はしばらく続く」とみている。

 半日船でのアジ釣りは料金がお手頃で、釣り場は羽田から10分ほどと近い。釣り時間も3時間半と短いので、初心者や家族連れ向きの「安・近・短」のレジャー。この秋はオススメだ。(高田 典孝)

  • 釣り場は羽田空港の近く。飛び交う飛行機を見上げながらアジを釣る

    釣り場は羽田空港の近く。飛び交う飛行機を見上げながらアジを釣る

 ◆おいしさ熟知

 田牧さんは羽田で「炉端料理 千世」を営んでいるだけあって、東京湾のアジのおいしさも熟知している。釣ったアジは、すぐに水氷の入ったクーラーボックスに移し、鮮度を保っていた。この日のアジは、16~26センチでやや小ぶりのものが多かったが「小ぶりのアジはから揚げ、20センチぐらいのものは、刺し身やたたき、フライがいいね。脂が乗って最高だよ」と言う。

 ◆めも アジ釣りの近況、乗合船は羽田伝寿丸(TEL03・6715・1764)。乗合船は午前船が7時30分、午後船は12時30分出船。料金はともに青イソメ餌、コマセ、氷つきで6000円。レンタルの竿、リールあり。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)。リレー船で狙う

 保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)。船体修理のため休業中

 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)

 走水港関義丸(TEL046・841・7154)

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