ヒラメ解禁、食い好調3キロオーバーも…茨城神栖沖

3.5キロの良型ヒラメを上げた河々谷さん(信栄丸で)
3.5キロの良型ヒラメを上げた河々谷さん(信栄丸で)

 茨城のヒラメ釣りが1日、神栖沖や鹿島沖の一部海域で解禁した。解禁初日に波崎港の報知指定・信栄丸に乗船して神栖沖へ向かっ神栖沖た。台風21号の影響が心配されたが、食いは好調。1~2キロ級主体で釣れ、3キロオーバーの良型も上がった。トップは8尾を記録。その後も順調に釣果を上げている。ヒラメ釣りファンにとっては、たまらないシーズンがやってきた。

 ヒラメの人気はすごい。信栄丸には解禁日の数か月前から予約が入り始め、初日は乗合船2隻とも満員だった。午前5時に河岸払い、高野広之船長(43)は、神栖沖の漁礁周りへと船を進めた。「水深42メートルです」の合図で釣り人は、一斉に仕掛けを下ろした。

 10月下旬に関東沿岸を通過した台風21号の影響が残り、浅場は白く濁っていた。しかし、ヒラメも解禁を待ちかねていたか、活発な食いを見せた。神栖市の鈴木良夫さん(64)が1・5キロ級を上げると、これを合図に次々に釣れた。我孫子市の二宮正成さん(49)、利栄さん(57)夫妻はダブルヒットでともに2キロ級を上げた。

 右舷船尾に釣り座を構えた市原市の河々谷天(もとる)さん(79)が、竿をゆっくりと上下させて誘い続け、まずは2キロ級を上げた。ハリを外すと、すぐに仕掛けを投入。底立ちを取り、誘うと同時にガンガンと竿が引き込まれた。「また来たよ、連続だよ」と声も弾む。強烈な引きに竿先が海面に突き刺さる。タモ網に収まったのは3・5キロの良型だ。「ヒラメ釣りでは1尾釣ると、すぐに2尾目が来ることがあります。下りてきた餌に反応するのか、よく食う気がしますよ」とヒラメ連発に笑顔を見せた。

 初挑戦で合計4尾を釣ったのが、江戸川区の八木行子さん(35)。特に3尾目は完璧に食わせた。ゴツゴツというアタリが出ると、慎重に食い込ませ、大きく引き込んだところで竿を起こしてハリ掛かりさせた。上がってきたのは2キロオーバーの良型。「最初の2尾はゴツゴツと来て、巻き上げると引きましたが、3尾目は最初からはっきりと食い込んでいくのが分かりドキドキました」と楽しそうに話した。

 この日は、龍ケ崎市の中嶋信市さん(52)が、最後の流しで3キロオーバーの良型を上げたところで終了。0・5~3・5キロが食いトップ8尾。3~5尾の人が多かった。2日以降も3キロ近い良型交じりで釣れている。高野船長は「今シーズンは1~2キロ級が多いですね。浅場の根周りも濁りが取れれば数釣りが有望です。水温がまだ23度前後と高く、魚の活性があるので、初心者でもヒラメを釣るチャンスです」とみている。(田中 清)

 ◆めも ヒラメ釣りの近況、乗合船は、波崎港信栄丸(TEL0479・44・1224)。乗合船は午前5時出船。料金は餌、氷付きで1万2500円。乗船には事前予約が必要。駐車場完備。このほか以下の船宿でも乗合船を出す。

 平潟港第3隆栄丸(TEL0293・46・2133)。スロージギングで狙う

 大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)

 鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773)

 外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)

 飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

 片貝港源七丸(TEL0475・76・2002)

 大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)

 網代港森竜丸(TEL0557・68・1477)

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