【東京六大学】郡司、慶大では96年由伸以来の3冠王 中日ドラ4捕手、大先輩に並んだ

96年、春季リーグで3冠王を獲得した慶大・高橋
96年、春季リーグで3冠王を獲得した慶大・高橋
パレードの車に乗り込み笑顔を見せる慶大・郡司裕也主将
パレードの車に乗り込み笑顔を見せる慶大・郡司裕也主将

◆東京六大学リーグ 最終週最終日 早大4x―3慶大(4日・神宮)

 2日の早慶戦に勝利し、3季ぶり37度目の優勝を果たした慶大は、中日ドラフト4位指名の郡司裕也捕手(4年)が、2012年秋の杉山翔大(早大)以来の3冠王を決める中前適時打を放ったが、サヨナラ負けを喫して完全優勝とはならなかった。早大は終盤に粘りを見せ、勝率で立大を上回り3位に浮上し、全日程を終えた。

 偉大な先輩に肩を並べた。全日程を終えたこの日、郡司は本塁打(2)、打点(10)、打率(・394)でトップに立ち、慶大では1996年春に前巨人監督の高橋由伸氏(スポーツ報知評論家)が達成して以来の「3冠王」を手にした。「全然狙ってなかったタイトル」と謙遜しながらも「練習してきたかいがあった」と一安心した。

 初回に勝負強さを見せた。1死一、二塁の場面で基本に忠実にセンター返し。先制打とした。2日の優勝を決めた試合でも2打席連続アーチをかけるなど、今秋大活躍の主将を大久保監督は試合後に「(今秋の)優勝は彼なくしては語れない」とたたえた。ただ、その後は3打席凡退。チームもサヨナラ負けに終わり、完全優勝には届かなかった。

 16年秋に正捕手になって以降、6季連続で勝ち点4。「僕がマスクをかぶってからずっと勝ち点4。高校の時も(夏の甲子園)準優勝。このままだと何か足りない男と言われる」と特別な思いで戦ったが、「勝ち点5の壁」にはね返された。

 それでも視線を次なる目標に向ける。15日に始まる明治神宮大会に向け「監督を日本一にしたい。もっとうまくなって臨みたい」と力を込めた。(中間 卓也)

 ◆郡司 裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年12月27日、千葉県生まれ。21歳。仙台育英では3年夏に甲子園準優勝。慶大に進学し、1年春からリーグ戦出場。1年秋から正捕手。今夏の日米大学野球でも2打席連続本塁打をマークした。180センチ、86キロ。右投右打。

96年、春季リーグで3冠王を獲得した慶大・高橋
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