【広島】小園、同学年の羽月と切磋琢磨…野球観変えてくれたあの先輩に感謝

スポーツ報知
並んでティー打撃を行う小園(左)と羽月

 広島・小園海斗内野手(19)が4日、気迫のバッティングを披露した。宮崎・日南キャンプ3日目のフリー打撃で、56スイングのうち安打性の当たりは25本と“打率4割4分6厘”。バットを体に巻きつけるように内角球をさばき、うち3本は右翼席へと打球を運んだ。それでも「もっと確実性を上げたい」と貪欲にスイングを続けた。

 隣のケージでは同学年のドラフト7位・羽月隆太郎内野手(19)が快音を響かせていた。今季は高卒新人ながら1軍で58試合に出場した小園は「(1軍では)ずっと1人というか、一番年下だったので、一緒にできるのが大きいです。仲のいい新人で盛り上げていければいい」と、モチベーションが高まっている様子だ。

 4球団競合の昨年ドラフト1番星。秋季教育リーグのフェニックス・リーグでも3本塁打をマークしたが、打率は2割台に低迷。一方、1軍未出場でドラフト最下位指名の羽月は、同リーグで打率3割を大きく超える成長ぶりを見せた。「(羽月?)すごいです」という言葉に偽りはない。「絶対に負けないぞという思いがあります。それがなくなると野球が終わってしまう」と危機感を持って練習に打ち込んでいる。

 プロ入りして出会った人物に野球観を変えられたという。背番号51の前任者、鈴木誠也外野手(25)だ。「セ・リーグで一番打っている(首位打者)のに、(凡退して)悔しがっている姿をベンチで見ました。打てなかったら、最後まで居残ってバッティングしている音も聞こえてきました。野球に対する姿勢がすごいです」。球界を代表する打者なのに誰よりも努力を惜しまない。俺もいつかは―。気持ちを奮い立たせてくれる偉大な先輩が同じチームにいることに感謝している。

 目指すのは誠也のように走攻守すべて高いレベルの選手になることだ。「首位打者も(いつかは)狙いたいです。厳しいですけど」。急成長した羽月と切磋琢磨(せっさたくま)して、誠也先輩のように押しも押されもしないスター選手になってみせる。

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