東洋大エース相沢晃が体調見極めながら今月下旬に1万メートル出場へ

相沢晃
相沢晃

 学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝(3日、名古屋市~三重・伊勢市=8区間106・8キロ)3区(11・9キロ)で10人をゴボウ抜きする圧倒的な区間新記録をマークした東洋大のエース相沢晃(4年)が11月23日に行われる八王子ロングディスタンス1万メートルの出場を検討していることが4日、分かった。

 東洋大の酒井俊幸監督(43)は「体調を見極めて出場を決めます。好記録が狙えないと判断すれば箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて練習を続けます」と説明。「好記録」の基準は、日本人学生歴代8位で設楽啓太(27)=日立物流=が持つ東洋大記録(27分51秒54)になるという。「出場するなら27分台を狙います。東洋大記録をつくりたい、と相沢本人も意欲を示しています」と指揮官は話した。

 相沢は3日の全日本大学駅伝3区で11・9キロを33分1秒で走破。10キロ換算では27分44秒7。1万メートルの自己ベスト28分17秒81を大幅に“更新”した。「10キロ通過を必ず27分台で行くという目標を達成できた」と相沢は冷静に振り返った。最終的に東洋大は5位に終わったが、エース相沢の爆走はライバル校に衝撃を与えた。

 例年、実業団ランナーの強豪がそろい、好記録が続出する八王子ロングディスタンス1万メートルで快走した学生ランナーは、その後、疲労などにより調子が下がり、箱根駅伝では凡走することも多い。そのジンクスを承知した上で、酒井監督は「東京五輪を本気で狙うなら、それも乗り越えなければならない」と高い意識を持つことの重要性を明かした。

 今季の日本選手権5000メートル5位、1万メートル4位でいずれも学生トップ。来春の卒業後は、名門の旭化成に進む学生NO1ランナー相沢の世界を見据えた挑戦が注目される。

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