名脇役・山谷初男さん逝く 85歳間質性肺炎

山谷初男さん
山谷初男さん

 名脇役として数多くのドラマや映画に出演した俳優の山谷初男(やまや・はつお、本名・山谷八男)さんが10月31日、間質性肺炎のため秋田市内の病院で亡くなっていたことが3日、分かった。85歳だった。

 秋田県・角館町(現仙北市)出身の山谷さんは角館北高(現角館高)卒業後、画家を目指して上京。1953年に劇団東芸に入り、演劇の世界へ。若松孝二監督の映画、寺山修司さんや蜷川幸雄さんが演出する舞台などでキャリアを積んだ。転機は73年。NHK大河ドラマ「国盗り物語」で斎藤道三について出てくる寺男・赤兵衛役で一躍脚光を浴びて、仕事の幅を広げた。

 飾らない人柄で知られ、実直な雰囲気を生かした演技でバイプレイヤーとして活躍。役者仲間からは「はっぽん」の愛称で親しまれた。近年は「リーガル・ハイ」(フジテレビ、2012年)、「やすらぎの郷」(テレビ朝日、17年)、「やすらぎの刻~道」(同、19年)など人気ドラマに出演。94年には角館に営業を終えた実家の旅館を改築した芝居小屋「はっぽん館」を開設して地元住民を楽しませていた。

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