青学大、1分44秒差の2位 原晋監督「70点」

2着に敗れ悔しがる青学大・飯田(後方右は原監督=カメラ・竜田 卓)
2着に敗れ悔しがる青学大・飯田(後方右は原監督=カメラ・竜田 卓)

◆秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対校選手権(3日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)

 学生3大駅伝第2戦は、東海大が5時間13分15秒で16年ぶり2度目の優勝を果たした。黄金世代と呼ばれる4年生のエース格を欠いたが、アンカーの名取燎太が8区日本人歴代5位をマークしてMVPを獲得するなど“3年生3本柱”が好走。箱根駅伝(来年1月2、3日)連覇へ、勝利の方程式を導き出した。連覇を狙った青学大は2位、出雲駅伝からの連勝を目指した国学院大は7位だった。(天候晴れ、気温14・4度、湿度81%、北北西の風2・0メートル=スタート時)

 伊勢路で連覇を狙った青学大は、優勝した東海大と1分44秒差の2位に終わった。しかし、原晋監督(52)の自己評価は出雲駅伝(10月14日)の「50点」から「70点」にアップ。箱根駅伝(来年1月2、3日)では12月10日に発令する恒例の「〇〇大作戦」を成功させることを誓った。スポーツ報知では箱根出場チームの戦力を完全分析。1920年に始まり、今回が100周年となるレースの行方を占った。

 3大駅伝恒例となった青学大の大作戦は「70点」にとどまり、2位惜敗。7区で吉田圭太(3年)が首位に立ったが、最終8区で飯田貴之(2年)が東海大に逆転され、連覇を逃した。

 原晋監督は今大会を、放送中のテレビ朝日系の米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の決めゼリフに乗っかり「私(青学大)失敗しないので大作戦」を発令。「大混戦なので失敗したら優勝できない」と意味を説明していた。「大きな失敗はなかったが、3区の神林勇太(3年)が手術に手間取り、取り戻すのに苦労した」と指揮官は独特の表現でレースを評した。

 ただ「出てこい! 駅伝男大作戦」で臨んだ出雲駅伝は「50点」と採点したが、この日は「70点」に上昇。「再検査して問題点を改善すれば箱根では優勝できる」と原監督は明言する。「要再検査」と診断された神林は「監督の言う通り、僕がしっかり走っていれば勝つチャンスがあった」と現状を受け止め、早速、来週の世田谷ハーフマラソン(10日)で再スタートを切る。

 「箱根では〇〇大作戦を大成功させますよ!」。原監督の視線はすでに伊勢路から箱根路に向かっていた。(竹内 達朗)

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