【横浜M】3連勝で首位・鹿島と「1差」死守…遠藤渓太、今季5点目

前半17分、先制ゴールを決め、ティーラトン(左)、マテウス(右)と喜ぶ横浜M・遠藤
前半17分、先制ゴールを決め、ティーラトン(左)、マテウス(右)と喜ぶ横浜M・遠藤

◆明治安田生命J1リーグ第30節 鳥栖1―2横浜M(2日・駅スタ)

 3位の横浜Mは敵地で鳥栖を2―1で下し、3連勝で首位・鹿島との勝ち点1差を守った。東京五輪世代のMF遠藤渓太(21)が自己最多を更新する今季5点目を奪い6試合負けなし(5勝1分け)。F東京は日本代表FW永井謙佑(30)の9試合ぶりの得点で先制し、大分を2―0で下した。1日に勝利していた鹿島と勝ち点59で再び並んだ。

 試合終了と同時に何人もの選手が倒れ込んだ鳥栖に対し、横浜Mの選手は疲労を感じさせず会心の表情を浮かべた。気温25度を超え、敵地の芝は今季初めて散水されなかった。パス主体でリーグ首位56得点の攻撃力が半減する可能性もあったが、意に介さず首位との1差をキープした。

 年間の蓄積疲労が出やすい終盤。3月の開幕戦とこの日の先発で、共に名を連ねたのは畠中、チアゴ、喜田、マルコスの4人だけだった。アンジェ・ポステコグルー監督(54)の「各ポジションに同等の力を持つ選手を置く」という考えに基づく補強で、チーム内競争が高まり総合力もアップ。疲労を考慮しつつ、高い次元で選手の入れ替えが可能となった。

 ヒーローとなった遠藤も、今季12得点で右太ももを負傷したFW仲川の“代役”として4試合ぶり先発。「出番が回ってきたからには自分らしい味を出そう」。序盤から仕掛け、前半17分に相手DFとの駆け引きを制し先制。指揮官も「日々ハードワークしているから結果を出せる」とたたえた。

 自己最多を更新する5点目を挙げた遠藤が、一目散に駆けたのは味方ベンチだった。「彼ら(控え選手)との紅白戦で激しいコンタクトをしているからこそ」。切磋琢磨(せっさたくま)する仲間の輪に飛び込み、笑顔をはじけさせた。

 鹿島はDF犬飼らけが人が続出し、万全ではない。F東京はチーム総得点の半分を占める2トップへの依存度が高い。両クラブと比べると“代えが利く”横浜Mの失速は考えにくい。三つどもえを制した先に15年ぶりの歓喜が待つ。(田中 雄己)

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