青学大V2キーマン鈴木塁人がカーボンプレート内蔵の新シューズで勝利狙う

全日本大学駅伝に向けて新シューズで最終調整した青学大・鈴木塁人
全日本大学駅伝に向けて新シューズで最終調整した青学大・鈴木塁人

 学生3大駅伝の第2戦、全日本大学駅伝は3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮前ゴールの8区間106・8キロで行われる。連覇を狙う青学大は2日、愛知・日進市内の練習場で最終調整した。2年連続3度目の優勝に向けて「私(青学大)失敗しないので大作戦」を発令した原晋監督(52)はキーマンとして主将の鈴木塁人(4年)を指名。指揮官の期待を受けて鈴木は「僕も僕がキーマンだ、と思っています」と表情を引き締めて話した。

 学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日)では、故障していないにも関わらず、メンバー落ちを喫したキャプテン鈴木が戻ってきた。現時点で補欠登録されているが、3日朝の当日変更でポイントとなる区間に投入されることが確実。「鈴木がポイントになる」と原監督は期待を込めて話す。「出雲では失敗してしまったので、もう、失敗はできません。チームに勢いをつける走りをします」と鈴木はきっぱり話した。

 復権を目指す伊勢路に向けて、鈴木は“新兵器”を投入する。白、黒、オレンジの3色をベースとしたアディダスの未発表の新シューズだ。

 現在、ランニングシューズ業界はナイキの独り勝ち状態となっている。東京五輪代表選考会(MGC、9月15日)の男子では優勝した中村匠吾(27)=富士通=、2位・服部勇馬(25)=トヨタ自動車=、3位・大迫傑(28)=ナイキ=を始め上位10人中8人がナイキの「ズームXヴェイパーフライネクスト%」を使用。カーボンプレートが内蔵されたピンク色の厚底シューズは抜群の存在感を示した。大学駅伝界でも半分以上の選手がズームXヴェイパーフライネクスト%を使用している。

 青学大のユニホームを提供するアディダスは、ナイキに対抗すべくシューズを新たに開発。一般販売に先駆けて、全日本大学駅伝でデビューする。鈴木と2区の岸本大紀(1年)が新シューズを使用する予定だ。「ナイキと同じようにカーボンプレートが内蔵されていると聞きました。跳ねる感じがいいですね。ほとんどの選手がナイキだからこそ、このアディダスのシューズで勝ちたいですね」と鈴木は新シューズに手応えを明かす。

 優勝を争うことが予想される駒大、東洋大、東海大はユニホーム提供がナイキということもあり、ほぼ全員がナイキのシューズを履く。2大ブランドの争いも全日本大学駅伝の見所のひとつとなりそうだ。

 前年覇者の青学大の区間登録、補欠登録の選手は以下の通り。

▽1区(9・5キロ) 湯原慶吾(2年)

▽2区(11・1キロ) 岸本大紀(1年)

▽3区(11・9キロ) 神林勇太(3年)

▽4区(11・8キロ) 松葉慶太(3年)

▽5区(12・4キロ) 中村唯翔(1年)

▽6区(12・8キロ) 中村友哉(4年)

▽7区(17・6キロ) 竹石尚人(4年)

▽8区(19・7キロ) 飯田貴之(2年)

▽補欠 鈴木塁人(4年)、吉田祐也(4年)、生方敦也(4年)、吉田圭太(3年)、大沢佑介(1年)

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