◆明治安田生命J1リーグ▽第30節 鹿島1―0浦和(1日・カシマ)
浦和は敵地で首位・鹿島に0―1で敗れた。
先月29日の広島戦(1△1)から中2日の強行軍。主将MF柏木が左膝肉離れから約2か月ぶりに復帰するなど、先発メンバーを5人変更して臨んだ。
プロ4年目でJ1初出場したGK福島を中心に鹿島の攻撃をしのいで迎えた0―0の後半27分、MFセルジーニョに先制ゴールを浴びた。同39分には大槻毅監督(46)が鹿島MF永木を左手で突き倒して一発退場。反撃できないまま無得点に終わり、今季の金曜開催試合は7戦全敗となった。
2試合多く消化している状況で、J2との入れ替え戦圏の16位・湘南と暫定で勝ち点5差。柏木は「久々に試合に出て、チームの勝利に貢献することだけ考えてプレーしたけど、かなわなくて残念です。自分の力の足りなさを感じた」と悔やんだ。