がん闘病中の大林宣彦監督「あと3000年、映画を作りたい」

大林宣彦監督
大林宣彦監督

 日本を代表する映画監督で、がんの闘病中の大林宣彦氏(81)が1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(来年4月公開)の舞台あいさつに出席し、「あと3000年映画を作りたい」と宣言した。

 2016年8月にステージ4の肺がんで余命3か月の宣告を受けて3年。車いすで登場した大林監督は第32回東京国際映画祭から特別功労賞のトロフィーを贈られ、「文化に対する貴重な功労賞をいただきました。重いですよ。ありがとうございます」と感謝。「“映画は学校”と言いまして、お客さんが体を入れ替えて、人生を学ぶことができるんです」と語った。

 映像の魔術師による魂の叫び。「未来のことは誰にも分かりません。あと2000年、3000年と映画を作りたい。そうでないと私が映画を作っている意味がありません」。映画への情熱や平和への希望があふれ出して「あの戦争を知っている私が、戦争を知らない人たちのためにも映画を作りたい。自由を守るのは難しいですが、やり遂げなければいけません」。観客から拍手を受けると「映画は素晴らしい! ありがとう」と力を込めた。

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