【阪神】井上一樹新打撃コーチが熱血指導「限界までできるのが秋」

大山(右から2人目)らを熱血指導する井上コーチ(左端)
大山(右から2人目)らを熱血指導する井上コーチ(左端)

 阪神は31日、高知・安芸での秋季キャンプをスタートさせた。今季12球団ワーストの538得点に終わった打線の改革を託された井上一樹新1軍打撃コーチ(48)が、矢野監督の掲げる自主性に“井上色”を加えて熱血指導を繰り広げた。

 「内転筋で我慢しないと!」。野太い声が何度もメイングラウンドに響く。午後から室内との二手に分かれた打撃練習で、井上コーチが徹底したのは間の取り方だ。象徴的だったのはティー打撃。井上コーチが笛を鳴らすと選手が踏み込む方の足を上げ、再び笛が鳴るまでそのままキープ。10秒近い辛抱を要求される場面もあり、きつさに多くの選手から悲鳴が上がった。

 井上コーチは「選手の希望を聞いてメニューを組んだけど」と笑い飛ばしたものの、フリー打撃は5分×3か所を2周し、隙間にティー打撃とロングティーも挟んで約2時間打ちっ放し。個別練習にも付き合った。午後8時から臨時投手コーチを務める山本昌氏(54)の講習会が行われたが、日も暮れた午後6時まで練習に明け暮れ、井上コーチは「ギリギリまで練習しようという姿勢がすごい」と振り返った。

 矢野監督も「(新任の)井上、北川両コーチも精力的にやってくれていたし、選手もいい顔で練習できていた」と満足そうにうなずいた。井上コーチは「体力が続く限り、限界までできるのが秋だから」と宣言。とことん追い込む秋が始まった。(嶋田 直人)

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