【ソフトバンク】内川、史上最遅19年目で初のGグラブ「夢みたいです」パ初一塁手無失策

プロ19年目でゴールデン・グラブ賞を初受賞した内川
プロ19年目でゴールデン・グラブ賞を初受賞した内川

 セ・パ両リーグの守備のスペシャリストに贈られる「第48回 三井ゴールデン・グラブ賞」が31日、発表され、ソフトバンクの内川聖一内野手(37)が初受賞した。一塁手として初の守備率10割を記録。史上最も遅い、プロ19年目での初受賞となった。日本一のソフトバンクからは、12球団最多の4人が受賞。セ・リーグ優勝の巨人からは、丸佳浩外野手(30)が広島時代から継続の7年連続で、坂本勇人内野手(30)が2年ぶりに選出された。表彰式は28日に都内で行われ、金色のグラブ形トロフィーと賞金50万円が贈られる。

 念願のタイトルがついに手に入った。現役最多の通算2171安打を誇る内川が、初めてゴールデン・グラブ賞の栄誉に輝いた。19年目での初受賞は、14年の中日・森野の18年を上回る史上最も遅い記録。「夢みたいです。夢が現実にという気持ちで、うれしいという言葉だけでは言い表せない」と、球団を通じて喜びのコメントを寄せた。

 驚異的な数字を残した1年だった。守備記録の規定となるチーム試合数の3分の2以上の130試合で一塁を守り、1094度の守備機会で無失策。一塁手の守備率10割は18年のDeNA・ロペスに次ぐ史上2人目で、パ・リーグでは、1968年に榎本喜八(東京)が記録した9割9分9厘を更新した。

 横浜時代の2008年には右打者として史上最高の打率3割7分8厘をマークし、ソフトバンク移籍1年目にも首位打者を獲得した安打製造機。守備では大型遊撃手としてプロの門をたたいたが、若手時代は送球難に苦しみ、2007年に外野へ本格的にコンバートされた。ベテランとなった16年に一塁へ再転向し、4年目でつかんだタイトルに「過去の打撃タイトルもうれしかったですが、守備を評価していただいたことを野球選手として誇りに思います」と胸を張った。

 一昨年と昨年は右膝痛や左手親指骨折など故障に苦しんだが、今季は大きな故障がなく、規定打席到達。守備でも存在感を示した。巨人に次ぐ史上2球団目の4年連続日本一と、3年ぶりのリーグV奪回を目指す来季。8月に38歳となる内川は攻守でチームを引っ張る。(戸田 和彦)

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