荒川河川敷でタイマン高校生に「決闘罪」 彼女の悪口言われ激高、LINEで申し入れ

 事前に申し合わせてケンカしたとして、警視庁千住署は30日、決闘と傷害の疑いで東京都荒川区と足立区に住むいずれも高校1年の男子生徒(16)2人を書類送検した。

 書類送検容疑は1月14日正午ごろ、足立区千住元町の荒川河川敷で互いの顔を殴るなどし、打撲の軽傷を負わせた疑い。いずれも容疑を認めている。2人は知人を介してLINEでつながっていたが面識はなく、決闘の日が初対面だった。

 同署によると、SNS上で足立区の生徒に交際相手の悪口を書かれたことに荒川区の生徒が激高。LINEで「タイマン(1対1の対決)をしよう」と申し入れた。交際相手と足立区の生徒は、中学時代の同級生で知り合いだった。

 その後、連絡を取り合って日時や場所を決めたが、互いの顔を知らなかったことや、相手が本当に一人で来るのか不安だったことから、2人とも友人を連れて“決闘の地”へ。結局、十数人が集まった。その場で「凶器は使わない」「顔面を殴るのはあり」「ギブアップするまでやる」「被害届は出さない」などのルールを決め、送検された2人以外はケンカの行方を見守っていたという。

 結局、目撃者が交番に知らせて署員が駆けつけたため、ケンカは短時間で終了し、勝負はつかなかった。荒川区の生徒が顔面打撲で全治5日間、足立区の生徒が頭部打撲で全治7日の軽傷を負った。

都内少年事件5年ぶり適用 決闘罪は一方が戦いを申し込み、相手がそれに応じた際に成立するもので、同署によると、都内の少年事件での適用は暴走族の抗争以来5年ぶり。2005年には、東京・世田谷区の公園で打撃系格闘技「K―1」をまねたタイマンで少年12人が同容疑で逮捕されたほか、14年7月には福岡市内の公園で100人の「観客」の中で決闘した中学3年の13人が書類送検されている。

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