元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(72)が30日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)に生出演。番組ではIOCが東京五輪のマラソン&競歩の札幌移転を特集し、2013年の五輪招致時の都知事だった猪瀬氏に様々な疑問を聞いた。
番組では招致時の立候補ファイルに東京の気候が「温暖で理想的な気候」などと記していることを紹介した。これに猪瀬氏は「IOCの五輪の開催は夏であると決まっているわけですから」などとし、「その時の話はマラソンは暑い中でもやるというひとついわれてやってきたことなんで、これまでの五輪でも。ほとんどの競技は室内で行われることが前提にあの立候補ファイルは作っていますから」と説明した。
その上でコメンテーターの杉村太蔵氏が「招致委員会が温暖だと。温暖じゃないこれ酷暑だろと。ウソをついたんじゃないかという不安がある。そんなことは決してない?」と尋ねると「夏の温度は出してあるから」と返した。さらに杉村氏が「マイルド・サニーじゃないんじゃないかって気もする。それは後ろめたい気持ちはない?」などと聞くと「マイルド・サニーって書いてあるの?ハハハッ…それはそのくらいプレゼンテーションはそんなもんでしょ」と返していた。