【西武】秋山、マーの代理人を選定「最高峰の舞台で戦いたい」

海外FA権を行使しメジャーを目指すと明かした秋山
海外FA権を行使しメジャーを目指すと明かした秋山
秋山&筒香の獲得を狙うメジャー球団
秋山&筒香の獲得を狙うメジャー球団

 海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指す西武の秋山翔吾外野手(31)が、代理人として田中将大投手(30=ヤンキース)らを担当するケーシー・クロース氏を選定したことが29日、分かった。秋山はこの日、FA権を行使してメジャー移籍を目指す考えを表明した。

 抑えきれない夢を言葉にした。真っすぐに前を見て、秋山は海の向こうに思いをはせた。

 「自分のレベルがどれだけ通用するのかを知りたいという思いと、最高峰の舞台で戦いたいという思いが強くなってきたので、こういう決断をしました」

 「プレミア12」に臨む侍ジャパンの合宿地、沖縄・那覇で会見した。気遣いの男らしく、練習日に態度を表明した。冒頭ではファンや首脳陣、チームメートへの感謝を口にした。31歳での海外FA宣言。最初で最後のチャンス―と決断した。

 「侍ジャパンとか高いレベルでやっていくうちに、(同学年の田中、前田=ドジャース=ら)一緒にやったメンバーがメジャーで戦う姿を見て、そこで活躍したいという思いが強くなりました」

 憧れのメジャー移籍に向けて、強力な相棒とタッグを組む。関係者によると、代理人として「エクセル・スポーツ・マネジメント社」のケーシー・クロース氏を選定。実績豊富な敏腕代理人に米球団との交渉を一任する方向となった。

 クロース氏は田中が楽天からメジャー移籍を目指した際、14年から7年総額163億円の大型契約を勝ち取った。ジーター(元ヤンキース)の交渉役としては、01年から10年総額222億円で合意。サイ・ヤング賞3度のカーショー(ドジャース)も担当し、14年から7年総額226億円の契約を締結した。多くのスターを手がける辣腕(らつわん)は心強い存在になる。

 国内移籍を選択肢に加えた場合に備えて楽天なども調査を進めているが、「海外の球団と話を進めていくことを第一に考える」とメジャー最優先を強調した。イチローに憧れ、15年には年間216安打のプロ野球記録を樹立。レジェンドと同じ舞台に立つ姿を想像しながら、続けた。

 「メジャーで成績を残せたら、少しだけ憧れから目標に近づくかな。だいぶ距離ありますけど…。でも、行かないと簡単に近づけるものではないですから」

 「いちろうみたいに ひっとうちたいです」。幼稚園の卒業文集に記してから四半世紀。夢に向かう秋山の目は、少年時代と同じ輝きを帯びていた。

 ◆秋山に聞く

 ―権利行使の決め手は?

 「海外の選手と戦っていくうちに、自分でも最高峰のレベルと言われるメジャーリーグを意識した」

 ―球団へのこだわりは?

 「自分がどこに行きたいというよりも、必要としてくれる球団があるかどうか。まずは自分が行使することが1歩目」

 ―家族の反応は?

 「妻とは前から話していて、僕の決断を尊重してくれるという話をしてくれた」

 ―いつ頃までに来季のチームを決めたい?

 「リミットを決めないと切りがなくなる。ある程度のところで線を引かないといけないところは出てくると思う。それはおいおい考えることになる」

 ―メジャー移籍で東京五輪は厳しくなる。

 「国内にいても、メンバーになるかも分からない。考えても仕方ない」

 ―報告した時の辻監督は?

 「渡辺GMもそうですけど、権利を尊重してくれる言葉をいただいた。『できれば来年も一緒にやりたい』と、言葉もいただいた」

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