デビュー20周年を迎える歌手のAI(37)が、大沢たかお(51)主演の映画「AI崩壊」(入江悠監督・脚本、来年1月31日公開公開)の主題歌「僕らを待つ場所」を担当することが28日、発表された。
舞台は2030年の日本。AI(人工知能)が価値のない人間を選別し、殺りくを開始。AI暴走の容疑者となった天才科学者(大沢)の決死の逃亡劇を描く。
楽曲について、AIは「今まで歌った中で一番シンプルな音の曲だと思います。映画のイメージとはあえて逆に、機械的な音を避けました。温かく生の声を伝えたかった」と説明。レコーディング時を振り返り、「どんな人でも生まれた所があって、大事な場所があって、大事な人がいる。でも、時にそれを忘れていたり、離れ離れになったり、悩んでおたり。感情的になりまくってまして、なかなか進まなかったです。今までで一番泣いたかも」と話した。
意味は全く異なるが、偶然にも「AI」つながりに「『AI崩壊』というタイトルに、私が歌うっていうのは笑いましたが」と照れ笑い。企画の北島直明プロデューサーは「『AI』がテーマの映画だから、AI(アイ)さんにオファーしたわけではありません(笑い)」と否定した。
11月6日に、20周年記念ベストアルバム「感謝!!!!! ―Thank you for 20years NEW&BEST―」を発売する。