箱根予選会4位の明大 “切り札”三輪軌道は全日本ロング区間へ

全日本大学駅伝へ向けてトレーニングする三輪軌道(先頭)
全日本大学駅伝へ向けてトレーニングする三輪軌道(先頭)

 26日の箱根駅伝予選会を4位で通過し、2年連続61回目の本戦出場を決めた明大は27日、朝練習から再始動した。予選会メンバーはそれぞれ疲労状態を確認。11月3日の全日本大学駅伝を見据えて予選会を欠場した三輪軌道(のりみち、4年)らは午後にポイント練習を行い、伊勢路へ万全の準備を整えた。

 役割を全うする。三輪は「夏合宿後は調子も良かったが、予選会の約2週間前くらいから安定しなくなった。今は全日本に向け、きっちり練習できています」と手応えを明かした。復調傾向にあった三輪をはじめ、けが明けのエース阿部弘輝や中島大就ら4年生を中心に主力を複数欠いても予選会を4位通過。層の厚さを見せつけた。

 全日本大学駅伝7区(17・6キロ)や8区(19・7キロ)に照準を合わせている三輪は「監督からは『長いところでいくぞ』と言われている。過去の映像や実際に走った選手からもコースの特長などは聞いてイメージしている。4年生が欠けている分、新戦力も出てきたので、とても刺激になっている。シード権獲得が目標です」と話した。

 予選会から一夜明けて、山本佑樹監督(42)は「先週は雨などで気温が低い中、予選会はグッと暑くなった。想定タイムで走ることは難しい状況で、後半は『とにかく粘れ』と指示した。なんとか耐えきってくれたことと、他のチームが失速したことでの4位だったと思います」と分析した。

 手嶋杏丞(2年)が全体9位でチームトップの快走。チームにとっても好材料となったが「『日本人トップを狙いたい』と言っていたので、調子が良いことは分かっていた。集団の中で耐えて欲しかったが、引っ張っているシーンを見たときは、正直ヒヤヒヤしました」。実力十分のチームでは、ルーキーたちも絶好調だという。本戦へ向けては「あとは4年生がしっかり足並みをそろえてくれたら、バランスの良いチームなる」と話した。

 また、この日は明大の「ホームカミングデー」で、駿河台キャンパスでは山本監督のトークショーが行われた。箱根予選会の解説や全日本大学駅伝への意気込み、本戦でのプランなどを語った。「多くのOBやOGの方々に支えられて競技ができている。今後も続けたい」と感謝を伝える場としても継続していくつもりだ。

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