【箱根予選会】国立の筑波大が26年ぶり箱根駅伝出場 医学群5年生の秀才ランナーが好走

箱根駅伝出場を決め喜ぶ筑波大
箱根駅伝出場を決め喜ぶ筑波大

◆報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(26日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 各校の上位10人の合計タイムで競い、10位以内の大学が箱根駅伝(来年1月2、3日)の出場権を獲得。筑波大が6位で通過した。大正9年の1920年、第1回箱根駅伝で優勝した東京高等師範学校の流れをくむ超伝統校が26年ぶり61回目の出場を決めた。トップ通過は東京国際大。前回優勝の東海大などシード10校、予選会通過10校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが新春の箱根路に臨む。

 「6位、筑波大学!」

 正式発表のアナウンスが国営昭和記念公園に響き渡ると、一瞬の静寂の後、雄たけびがあがり、弘山勉監督(53)、大土手崇主将(3年)ら筑波大チーム関係者は歓喜の涙を流した。

 第1回箱根駅伝を制した超伝統校だが、70回記念大会を最後に箱根路から遠ざかっていた。2015年4月に筑波大OBの弘山監督が就任。着実に力を蓄え、晴れて復活の日を迎えた。

 国立大のため、新興の私立大に比べると、選手勧誘に大きなハンデがある。一部の私立大のような学費免除などの特別待遇制度はもちろんない。「有望な高校生に対しても『入学しませんか』ではなく『受験しませんか』と声をかけるしかないのです」と弘山監督は説明する。

 この日、全体53位、チーム5位と予選通過に貢献した川瀬宙夢(ひろむ)も愛知の進学校、刈谷高から一浪を経て、筑波大に合格した。しかも、最難関と言われる医学群。現在は5年生で実習と練習で忙しい日々を過ごす。「平日はほとんどチームメートと一緒に練習できません。でも、練習の目的意識をしっかり持つことで競技力は上がっています」ときっぱり話す。まさに文武両道だ。

 26年ぶりの返り咲きは、85回大会で33年ぶりに復活した青学大に次ぐブランク復活。第1回大会に出場した明大、早大、慶大とともに「オリジナル4」と呼ばれる。大正、昭和、平成の時を経て、令和最初の箱根駅伝で筑波大が新たな一歩を記す。

 主な成績は以下の通り。

 1 東京国際大

 2 神奈川大

 3 日体大

 4 明大

 5 創価大

 6 筑波大

 7 日大

 8 国士舘大

 9 早大

10 中大

 以上が予選通過。麗沢大は前回に続き、次点に泣いた。その差、26秒。予選会史上、6番目の僅差だった。

11 麗沢大

12 駿河台大

13 上武大

14 専大

15 城西大

16 東農大

17 山梨学院大

18 大東大

19 流通経大

20 東京経大

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