【林家三平のドームすいません】今年一番の大当たりは亀井選手の1番起用

9月に都内で落語会「第4回三平ひとり会」を開催しました
9月に都内で落語会「第4回三平ひとり会」を開催しました

 巨人軍のみなさん、今シーズンおつかれさまでした。ソフトバンク、強すぎました。今の時点での、ホークスとの実力差を感じずにはいられませんでした。

 日本シリーズは完敗でしたが、ここまでよくがんばったと思います。8月にベイスターズに追い詰められて「もうダメだ」というところから盛り返したし、CSでは第1ステージを勢いよく勝ち上がってきた阪神をきっちり退けた。これって原監督の力によるところも大きかったんじゃないでしょうか。

 原監督は負けた時にもとにかくポジティブ。スポーツ報知さんの記事によると、今回の日本シリーズでも、敗戦につながる守備のミスをした山本選手に、翌朝の朝食会場で「この悔しさを忘れなければ、素晴らしい選手になる。負ける経験なんて簡単にはできないんだから。堂々としてろ」と諭したそうです。こういうやりとりって簡単にできるものではないと思います。声のかけ方とか、言葉のチョイスが絶妙。私と同じ台東区根岸小出身の山本選手。いろいろと悔しい思いが残るシリーズになったでしょうが、これを乗り越えて頑張ってほしいです。

 そして、原監督の今シーズンの采配で一番の大当たりは、1番に亀井選手を起用したことだと思います。5月下旬から1番を打つようになって、そのまま定着。トップバッターで頑張り続ける37歳のベテランに、若手選手も引っ張られていった側面もあったんじゃないでしょうか。監督もそれを狙っていたのかもしれません。原監督は「発想のノーベル賞」モノです。

 亀井選手は、スタメンだろうが、ベンチスタートだろうが与えられた場所で光り輝く。よく守備のスペシャリストとか、走塁のスペシャリストとか、代打の切り札とか、野球界にはいろんな職人がいます。でも亀井選手は、与えられた“職場”で、その仕事に適したスペシャリスト感を出していくところがすごい。まさに「野球の職人」です。

 職人といえば、来季に向けて選手以外で注目している人がいます。今年6月に就任した今村球団社長です。日テレの事業局長を務めていた方で「鉄腕! DASH!」や「家政婦のミタ」などを手がけたアイデアマンとして知られ、日テレのみなさんに聞くとみんな「アタマが切れる人」と口をそろえます。「事業の職人」と原監督のタッグで、どんなチームに改革していくのか、楽しみでなりません。

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