【箱根予選会】名門・早大、9位で通過 44年連続89回目の出場

スポーツ報知
力走する各大学の選手たち

◆報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(26日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 各校の上位10人の合計タイムで競い、10位以内の大学が箱根駅伝(来年1月2、3日)の出場権を獲得した。歴代2位の13回の優勝を誇る名門の早大は9位で通過した。44年連続89回目の出場を決めた。トップ通過は東京国際大。前回優勝の東海大などシード10校、予選会通過10校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが新春の箱根路に臨む。

 「9位、早稲田大学!」

 正式発表のアナウンスが国営昭和記念公園に響き渡ると、相楽豊監督(39)、太田智樹主将(4年)ら早大チーム関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。瀬古利彦、渡辺康幸、竹沢健介、大迫傑。多くの日本を代表するランナーを生み出してきた名門が予選会で敗退するわけにいかなかった。

 2010年度に学生3大駅伝3冠を成し遂げたが、その時の箱根駅伝を最後にタイトルから遠ざかり、前回は12位で13年ぶりシード権を逃した。名誉挽回、汚名返上に向けて例年より1か月前倒しの強化策で夏合宿を敢行。「7、8月に走り込んで、9月に質を上げる。2週連続で行われる予選会と全日本大学駅伝の2本をきっちり走りきれる力をつける。その後、一度、休んで、箱根本戦に向けて再び上げていく」と相楽監督は青写真を明かした。「目標はあくまで箱根本戦の3位です」と主将の太田も力強く話す。

 この日の予選会で奮闘した12人だけではなく、早大の全選手が復活へ強い意気込みを示している。予選会の登録メンバー14人から外れた新迫志希(4年)は19日の平成国際大長距離競技会1万メートルで29分44秒92と、まずまずの走りを披露。選手層は徐々に厚みを増している。

 この日朝、前回1区3位のエース格、中谷雄飛(2年)が出走メンバーから外れたが、予選会では大きな問題にはならなかった。ただ、上位を目指す本戦に向けては中谷の復調は不可欠だ。

 大正9年の1920年。第1回箱根駅伝に出場した4校(東京高等師範学校=現筑波大、明大、早大、慶大)のうちの1校で「オリジナル4」と呼ばれる超伝統校。大正、昭和、平成の箱根路を駆け抜けてきた早大が、令和最初の箱根駅伝で新たな一歩を記す。

予選通過校は以下の通り。

 1 東京国際大(10時間47分29秒)

 2 神奈川大(10時間50分55秒)

 3 日体大(10時間51分09秒)

 4 明大(10時間51分42秒)

 5 創価大(10時間51分43秒)

 6 筑波大(10時間53分18秒)

 7 日大(10時間54分29秒)

 8 国士舘大(10時間55分21秒)

 9 早大(10時間55分26秒)

10 中大(10時間56分46秒)

 以上が予選通過。麗沢大は前回に続き、次点に泣いた。

11 麗沢大(10時間57分12秒)

12 駿河台大(10時間58分44秒)

13 上武大(11時間00分16秒)

14 専大(11時間01分57秒)

15 城西大(11時間02分27秒)

 

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