紀平が今季世界最高81・35点で首位 逃げ切りVへ「自分の完璧を出すのみ」

スポーツ報知
女子SPで演技する紀平梨花

◆フィギュアスケート GPシリーズ第2戦スケートカナダ 第1日(25日、カナダ・ケロウナ)

 女子ショートプログラム(SP)は昨季ファイナル女王の紀平梨花(17)=関大KFSC=が3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を含むすべてのジャンプを成功。ステップ、スピンでも最高評価のレベル4をそろえるノーミスの演技で今季世界最高の81・35点で首位発進を決めた。

 9月に左足首を痛めた影響で、今季初戦のオータム・クラシックに続き今大会でも3本目のジャンプはルッツからループに難易度を落としており、伸びしろは大きい。「すごいいい点数が出たなと思った。3ループだったんで点数がどれだけ出るかわからなかったけど、80点行けばいいなって。すごくうれしい、いい点数が出た」と笑顔がはじけた。

 6分間練習を終えると、トリプルアクセルの軌道のイメージを作り上げることに集中した。「イメージがバッチリ決まっているという感じではなかった。アクセルは本当にたくさん本番の直前に確認した。すごい集中をしたので、なんとか持って行けたのかなと思う」と胸を張った。

 シニア参戦2シーズンの今季、GPシリーズ自身初戦は極度の緊張に見舞われた。「オータムよりジャパンオープンより緊張した。重要な大会が来たという気持ちだった。GPシリーズは勝ち進まないといけないので、そこはやっぱり意識してしまっていたのかな」。ロシアの3人娘がシニアに上がった今季、女子のレベルはまた上がった。連覇がかかるファイナルへ、一戦一戦が勝負だ。

 ルッツを含む3種類4本の4回転を跳ぶロシアの15歳、アレクサンドラ・トルソワが7点差の3位から追ってくる。「すべてのジャンプを完璧に決めたい。完璧にしないとそれでも順位がわからないぐらい今回のレベルがすごく高い試合だと思うので、とにかく自分の完璧を出すのみかなと思います」。逃げ切り優勝がかかる26日(日本時間27日)のフリーへ、気持ちを高めた。

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