26日ZOZOチャンピオンシップは無観客…月曜日の予備日も使い72ホール完遂へ

大雨で水の浮いた18番グリーン。悪天候で第2ラウンドは中止、順延となった(カメラ・相川 和寛)
大雨で水の浮いた18番グリーン。悪天候で第2ラウンドは中止、順延となった(カメラ・相川 和寛)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第2日(25日、千葉・習志野CC=7041ヤード、パー70)

 日本初開催の米男子プロゴルフツアー、ZOZOチャンピオンシップ(千葉・習志野CC)第2日は25日、大雨のために中止となった。第2ラウンド(R)は26日に延期され、大会主催の米男子ツアー(PGA)は安全面を最優先して無観客で行い、大会予備日の28日の月曜も使い72ホール完遂を目指すことを発表した。25日に来場したギャラリーからは首位のタイガー・ウッズ(43)=米国=、3位の松山英樹(27)=LEXUS=らのプレーが見られず、無念の声が続出した。

 激しい雨が降り続き、大会主催のPGAツアーは午前6時30分に25日の競技中止を発表した。コースは豪雨で水浸しとなり、第2Rは26日に延期。既にコースにいた松山英樹、ロリー・マキロイ(英国)らも中止の決定を受けて宿舎へ引き揚げた。また午後8時すぎには、コース内に多数の水没箇所が発見され、26日は安全面を最優先して、異例の無観客試合とすることが発表された。

 早朝から豪雨の中、大勢の観客が会場の開門を待った。大会側が入場券の払い戻しには応じたが「タイガーが見たかったのに」などと残念がる声が相次いだ。この事態を受けて、大会を主催するZOZOの前社長で、大会名誉会長の前澤友作氏は謝罪のツイート。「本当に申し訳ありません。本当に悔しいです。ただただ申し訳ない。。。」となどつづった。

 ウッズ、松山ら世界一流のプレーが日本で見られるとあって、24日には国内初日では最多1万8536人が詰めかけた。この日の順延、26日の無観客とファンにとっては残念な結果となったが、安全を最優先に考えた判断だった。前澤氏は午後8時頃に、26日についてツイッターを更新。「ギャラリーの皆様の安全を第一に考え無観客試合となりました。大雨で足場が不安定なため、お客様を迎え入れる訳にはいかないと。。。言葉になりません。神様、お願いです。もう千葉をこれ以上いじめないで。お願い」と悲痛な叫びを記した。

 第2Rは26日午前9時30分にスタート。組み替えせずに第3Rも行い、日没まで進行させる。27日に第3Rの残りを行い、組み替えして最終Rを開始。28日も含めて72ホール完遂を目指すという。男子の国内開催ツアーでの月曜日決着なら16年9月以来。歴史的な一戦は厳しいサバイバルマッチの様相を呈してきた。(榎本 友一)

 ◆国内ツアーでの無観客試合 男子は12年9月のコカ・コーラ東海クラシック最終日で台風17号の接近に伴い実施。H・W・リュー(韓国)が片山晋呉とのプレーオフを制して優勝した。女子では2週前のスタンレーレディス最終日が、台風19号の影響で88年ツアー制施行後初の無観客試合を実施。リーダーボードやギャラリーロープのない中で黄アルム(韓国)が逃げ切って優勝した。

 ◆予備日 国内開催のツアーではメジャーの日本ツアー選手権森ビル杯、日本プロ選手権、日本オープンは72ホール決着できなかった場合に月曜の予備日を使う規定がある。それ以外の大会は基本的に日曜までの短縮競技となる。16年10月のツアーワールド・カップでは池田勇太、宋永漢(韓国)の最終日プレーオフ(PO)が4ホールで決着せず日没に。99年の日本ゴルフツアー機構発足後では初となるPOのみ月曜順延となり、9ホール目で池田が優勝した。ただ事前に予備日は設定されておらず、一般営業客に交じり無観客でのPOだった。

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