【ロッテ】ドラ3高部、1年目から即戦力 大目標は「2000安打」 

ロッテから指名あいさつを受けた東海大甲府OBの高部(右から2人目)と(左から)福沢スカウト、国士舘大・辻監督(一人おいて)永野チーフスカウト
ロッテから指名あいさつを受けた東海大甲府OBの高部(右から2人目)と(左から)福沢スカウト、国士舘大・辻監督(一人おいて)永野チーフスカウト

 17日のドラフト会議で指名を受けたロッテ3位の東海大甲府OB・高部瑛斗(あきと)外野手(21)=国士舘大=は25日、東京・世田谷区の同校でロッテの福沢洋一スカウト(52)らと対面。福沢スカウトは、東都大学リーグ2部新記録の129安打を生んだ高部を「スイングの再現性が高い」と高評価。プロ1年目から即戦力としての活躍を期待した。

 新たな世界に続く扉の前に立ち、自然と表情が引き締まった。「実感が出てきた。これから準備して戦える状態に持って行かないといけないと思った」。ロッテの永野吉成チーフスカウト(51)と、福沢スカウトのあいさつを受けた高部は、笑顔を浮かべながらも気持ちを新たにした。

 東海大甲府3年時、夏の甲子園に出場。進学した国士舘大では1年春からベンチ入りした。ボール球でも安打にする高い打撃力で東都2部の安打記録を大幅に更新、プロ切符をつかんだ。ドラフト後には、3年前に白血病のため16歳の若さで亡くなった弟・晴斗さんを墓参し指名を報告。「やっと1つの目標が達成できた、と伝えました」と明かした。高校時代は学業と両立できない時期もあったが、病と戦う弟を見て奮起した。プロ入り後は、晴斗さん同様がんを患う子供たちを支援するため、チャリティー活動を行う方針。両親とも連動して、何かしらのサポートをするつもりだという。

 担当の福沢スカウトは指名理由について「タイミングとバランスが一定。打撃の再現性が高かった」。何度視察しても、様々な投手から同じ打撃で安打を重ねる姿に目を奪われたという。「相手投手に合わせるのは必要だが、それをスイングを変えずに対応できていた。プロでは絶対に必要なことです」と力説した。

 大卒1年目から即戦力の期待がかけられている高部。プロキャリアを通じての大目標として「2000安打」を挙げた。グラウンド内外で“一流”のプロフェッショナルを目指す。(西村 國継)

 ◆高部 瑛斗(たかべ・あきと)1997年12月11日、神奈川・寒川町生まれ。21歳。埼玉・鶴ヶ島エンゼルスで野球を始め、毛呂山中では越生ボーイズでプレー。東海大甲府高3年夏の甲子園に中堅手で出場。国士舘大では1年春からベンチ入り。今春、東都リーグ2部の最多安打記録を更新した。178センチ、72キロ。右投左打。血液型A。家族は両親と兄。

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