笑顔の出発 将棋の山口仁子梨女流2級が白星デビュー

デビュー戦を勝利で飾った山口仁子梨女流2級
デビュー戦を勝利で飾った山口仁子梨女流2級

 将棋の山口仁子梨(にこり)新女流2級(17)が24日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第2期ヒューリック杯清麗戦の予選・真田彩子女流二段(47)戦に後手の156手で勝ち、デビュー戦を白星で飾った。

 激戦を制して笑顔が広がった。中盤、優勢な局面を迎えながらも仕留め損ねて乱戦に。最後は辛くも勝利を拾った。「うれしいですけど、終盤が弱すぎて…。30点。赤点ですね」。ホッとした思いとともに課題の見えた船出となった。将棋会館で指すのは初めてで各2時間の持ち時間も過去に経験がなかったが、時折見せる本筋の一手に才能の一端をのぞかせた。「いつか里見先生(香奈女流名人)と指せるように頑張っていきたいです」

 1日付で女流棋士となった山口は中1の春に本格的に将棋を始め、わずか4年半でプロデビューに至った史上初の岐阜県出身女流棋士。同い年の藤井聡太七段(17)と同じ東海研修会出身。「私が将棋を始めた時から雲の上の存在です。インタビューの受け答えも何もかも、同い年とは全く思えません」。憧れの存在に羽生善治九段(49)と里見香奈女流名人(27)を挙げた。

 名前の由来は「笑顔があふれる子に」との両親の願いから。好きなミュージシャンにビョークやトム・ヨークを挙げるところなどにもオリジナリティーを感じさせる17歳が幸先の良いデビューを飾った。

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