東北福祉大エース三浦佳奈、看護実習と練習両立…杜の都駅伝27日号砲

13年連続で杜の都駅伝に挑む東北福祉大
13年連続で杜の都駅伝に挑む東北福祉大
9月の東北予選会でも安定した走りを見せた東北福祉大・三浦
9月の東北予選会でも安定した走りを見せた東北福祉大・三浦

◆報知新聞社後援 全日本大学女子駅伝対校選手権(27日、弘進ゴムアスリートパークスタート=6区間38・1キロ)

 全日本大学女子駅伝対校選手権(通称・杜の都駅伝=報知新聞社後援、6区間38・1キロ)は27日午後0時10分に仙台市の弘進ゴムアスリートパークで号砲。東北勢は13年連続17度目の東北福祉大、2年連続4度目の石巻専大とオープン参加の東北学連選抜が出場する。福祉大は3000メートル障害で日本学生対校選手権(全カレ)2年連続入賞した三浦佳奈(3年)がチームをリード。(遠藤 洋之)

 着実に成長してきた3年生・三浦が東北福祉大のエースだ。主戦としてきた3000メートル障害では9月の全カレで5位となり、昨年の7位を上回る2年連続入賞。6月の日本選手権では予選を突破し決勝(12位)にも進んだ。「練習に関しては今までで一番努力してきたと思えている」という三浦に冠木(かぶき)雅守監督(38)も「出る大会では必ず成績を残してくれた。安定して強くなりましたね」と期待をかける。

 明桜高2年時に800メートルで全国高校総体出場。元々は中距離選手だったが、大学1年後半から本格的に始めた3000メートル障害で能力が開花した。OGで9月の全日本実業団選手権を制した小池彩加(26)=大和田住宅仙台=とも練習を共に行うことも多く「小池さんは見ていて本当にストイック。目標の存在が近くにあり本当に勉強になる」。

 もう一つの夢に向かっても必死に取り組んでいる。「人と関われる仕事。困っている人を助けられたら」と、小学校の頃から憧れだった看護師を目指し、9月下旬から本格的に病院実習に参加。実際に看護業務もするため「準備や勉強することがいろいろあって」。早朝に練習時間を確保するため、睡眠時間が3時間しか取れない日もあるという。それでも「目指している仕事。ますます看護師になりたいと思えた」と目を輝かせる。

 前回1区7位と好走した須藤ひかる(3年)が不調のためメンバーから外れた。冠木監督は「ミスをすると大きく順位を下げることになる。須藤や出られないメンバーの分も『私がやってやる』という思いで臨んでほしい」とゲキを飛ばす。今回、前半の主要区間を担うことになる三浦ば「いい流れをもたらす走りをしたい」。崩れない好走で上昇気流に乗せることがチームを助けることにつながる。

 ◆三浦 佳奈(みうら・かな)1998年11月20日、秋田市生まれ。20歳。小中学校時代はバスケットボール部。明桜高1年から本格的に陸上を始め、2年時に全国高校総体女子800メートルに出場。東北福祉大で18年日本学生対校女子3000メートル障害7位、19年同5位、日本選手権12位。杜の都駅伝は2年時に6区16位。164センチ、48キロ。家族は両親と姉、妹。

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